平屋建てを建てたい。
けれども、予算は青天井ではない。

限られた資産をうまく使って、
心地よい家を建てたい、
という希望は、これから新築しよう
と考えているであれば、
誰しもが持つ願いではないでしょうか。

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そんな時に気になるのは、
やはり、
希望する平屋が、
どのような概観&間取りで建つのか、
総額がいくらかかるのか?
という点ですよね。

タマホームは、
ローコスト住宅を得意とする
ハウスメーカーの中でも、
とりわけ名前の知られた
全国区のハウスメーカーです。

今回は、そんなタマホームの
平屋建ての画像と間取りや価格について、
まとめてご紹介します。

タマホームは何故安い?

本題に入る前に、
タマホームの概要と特徴を
確認しておきましょう。

タマホームは、
ローコスト住宅を得意とする
ハウスメーカーとして、
近年急成長を遂げた会社です。

会社の概要は以下のとおり。

設立年:1998年
本社所在地:東京都港区
資本金:43億1014万円
従業員数:2685名
営業エリア:全国(一部地域を除く)
展示場数:約180か所
施工棟数:約7400戸(※2016年の参考データ)

かつては、
アキュラホームが組織した
「ジャーブネット」に加盟する
工務店でしたが、
今ではそれらと肩を並べるほどに急成長。

施工業者を直接管理し、
住宅設備を大量に購入することで、
徹底的なコスト削減を実現することに
成功しました。

タマホーム急成長の背景とは?

タマホームの主力製品は
「大安心の家」ですが、
平屋の商品としては
「ガレリアート」という名前で
ラインナップされています。

タマホームの魅力は、
ローコスト住宅でありながら、
自由設計が可能であること。

加えて、
標準仕様でも、長期優良住宅の
基準を満たすことができる点が
支持されています。

このように、
標準仕様が悪くない割りに、
価格が安いことが、
タマホームの急成長を支えてきた
という背景があります。

特に、
若いカップルの場合、
新築にあてることができる費用は、
たとえ、ローンを頑張って組んでも、
厳しい場面に遭遇することも多いもの。

ローコストで、
一定レベルの満足が得られる家を
標準仕様で建てたい、という場合には、
タマホームは、ひとつの
検討候補に入ってくるのではないでしょうか。

タマホーム平屋画像実例は?

タマホームというと、
ローコスト住宅というイメージが先行しがちですが、
実際にタマホームで建てた平屋は、
想像以上にモダンでスタイリッシュだったりします。

例えば、こちらは、長崎で30代のN様ご家族が建てた平屋。

タマホーム平屋画像ガレリアート01
出典:http://www.tamahome.jp/tamahome/voice/5877

ご家族構成は、
母、夫婦、子ども3人。

最優先に考えたのは、
家族のつながり」だったのだそう。

平屋では、
全ての導線がワンフロアにコンパクトに
まとまっているため、
2階建てと異なり、上下階の移動がありません。

家族が大きな平面空間の中で、
互いの存在感を感じながら
つながりあうことができるのは、
平屋建ての大きなメリットではないでしょうか。

白を基調にしたスクエア型で、
要所要所にブラックのアクセントが施され、
引き締まった立体感を生み出された
タマホームの平屋N様邸。

ご自宅の前には、
庭のスペースが大きくとられており、
家族でバーベキューをしたり、
子供たちがのびのびとかけまわる遊び場
になっているのだとか。

中でも、
タマホームの平屋施工例を
見ていていいなと思ったのは、
使い勝手のよいキッチン。

タマホーム平屋建てキッチン

大収納がある上に、
うまく導線が確保されているので、
家族が一緒に作業をしたり、
冷蔵庫のものをとる人と、
調理をする人がぶつからないよう、
工夫されています。

また、
玄関にもこんな工夫が。

タマホーム平屋画像ブログ

来客用玄関と
家族用玄関を分けることで、
収納を確保しつつ、
急な来客時にも、慌てることなく、
気持ちよく迎え入れることができる
空間が、キッチリ確保されています。

工夫は、玄関だけではありません。
主寝室の奥に書斎を設けることも可能。

タマホーム平屋間取り総額

たった2畳ほどでも、
パソコン作業をしたり、
読書や趣味スペースとして活用できる、
隠れ家的な空間
作ることができるんですね。

さらには、
こんな仰天の発想も!

タマホーム平屋間取り価格

クローゼットの壁をくりぬいて
大きな水槽を設置したのだとか。

このように、家の中にいながら、
見た目も麗しい、
大きな動く癒し系アートを
楽しめる空間を生み出すこともできるようです。

美しい熱帯魚や、
悠々と泳ぐ魚たちを鑑賞するのが
お好きな方にとって、こうした一工夫は、
慌ただしい日々のひとときを
マイホームでリラックスできる、
心のオアシスになるのではないでしょうか?

一般的には、
タマホームで、コスト効果的に
一戸建てを建てるのであれば、
極力標準仕様を崩さないのが
おすすめとよく言われます。

しかしながら、
先ほどご紹介したような
お好みのこだわりを
予算の許す範囲で取り入れてみるのも、
マイホームへの満足度や
愛着の度合いを高める上での、
ひとつの工夫になるのではないでしょうか?

タマホーム平屋の間取りは?

こちらは、タマホームの平屋
ガレリアートの間取り例(↓)です。

タマホーム平屋間取りガレリアート
出典:http://www.tamahome.jp/products/lineup/daianshin/galleri_art/

このケースの場合は、
ポーチ(玄関)の向こうには坪庭を設け、
リビングダイニングとウッドデッキ、和室を右手に、
ベッドルームとガレージを左手に設ける
という設計になっています。

ローコストなイメージの
タマホームですが、
イメージとは裏腹に、
平屋のコンセプトは贅沢に住まう、という点。

若い世代だけではなく、
年を重ねてから、趣味を楽しむ空間としての
住宅設計も含めた
デザインの提案が行われているようです。

これを、いわゆる平面状の
間取りであらわした図がこちら(↓)。

タマホーム画像平屋間取り02

自由設計プラン例で、
およそ延床面積は40坪ほどとなっています。

—————————————————-
施工面積:50.91坪(168.31m²)の場合
間口17.00m 奥行き11.00m

・延床面積136.00m²(41.14坪)
・建築面積170.50m²(51.57坪)
—————————————————-

ご夫婦で老後を楽しむ場合は、
ビルトインガレージタイプの間取りでも
よいかと思いますが、
子育て世代の場合は、
子供部屋を希望される
ご家庭が多いのではないでしょうか?

その場合には、
タマホームの平屋4LDKで、
子供部屋を複数設けるタイプの、
こんな間取りも
使い勝手がよいかもしれません。

タマホーム平屋間取り4ldk

最初の間取りに比べて、
ビルトインガレージと坪庭がなくなり、
その分、玄関入って中央に和室を配置。

左手にLDKをとった上で、
和室を取り囲むようにLDKにつながる
廊下を配置し、
各個室を設けています。

回遊性が高く、
家族全体で使うファミリーゾーンと、
個人がくつろげる個室が
よい感じで配置されています。

4LDKの用途としては、

・LDK→ファミリースペース
・和室→来客用。来客がない時はリビングの一部として使用。
・洋室1→夫婦の主寝室。
・洋室2と3→子供部屋。

こんな風に使えるのではないでしょうか。

子供が大きくなるまで部屋を広く使いたい、
という場合には、
部屋の入口だけ設けておいて、
可動式の仕切り戸にしておく、
という方法も、ニーズにあわせた
部屋の使い方が調整できるので
よいかもしれませんね。

お子様がひとりで、
親世代と同居の場合には、
介護の際に、玄関から近い場所に
スペースを設けておくことは、
大きなメリットがあります。

家族それぞれが重ねる
年齢の推移に応じた、
多彩なすまい方ができる、
というのも、平屋ならではのメリットが
あるのではないでしょうか。

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タマホーム平屋の総額4ldkで価格はいくら?

さて、
ではタマホームの平屋は、総額で考えたときに、
いくらの価格で建てることができるのでしょうか。

先ほどの間取りでご紹介したような用途で
平屋を建てようとすると、
「4LDK」がひとつの目安になります。

そして、
4LDKを建てるとなると、
建物面積的には、35坪、
つまり115平方メートル程度が
ひとつの目安になってきます。

実際にタマホームで平屋を建てた場合に、
どの程度の費用がかかったのか、
総額の一例を見てみましょう。

・延床面積:36坪
・本体価格:1000万円
・追加オプション:60万円
・付帯工事費:200万円
・必要費用:90万円
・諸経費:250万円

全てを合計すると、
総額は「1600万円」となります。

1600万円で35坪ということは、
一定のオプションや、付帯工事も含めて、
坪単価45万円で建てることができる、
という試算になります。

タマホーム平屋の総額3ldkで価格はいくら?

では、
少しコンパクトな、3LDKだと、
どのぐらいが目安になるのでしょうか。

先ほどご紹介した
タマホームの平屋「ガレリアート」の
サイト上の間取りは、
ビルトインガレージ付のやや個性的な
間取りになっていますが、
タマホームの平屋で、3LDKを希望する場合には、
もちろん、ビルトインガレージや坪庭といった
スペースがないオーソドックスな間取りで
建てることも可能です。

ちなみに、
タマホームのサイトに紹介されている
平屋住宅のケースだと、
3LDKの間取りで、建築費が1550万円なのだとか。

結局、
細部に関しては、
どの程度オプションをつけるのか、
同じ建物面積でも、間取りを大きくとるのか、
部屋数を多くとるのか、
によっても、変わってくるように思います。

タマホーム平屋5LDKだと総額の価格はいくら?

ちなみに、
こちらは、実際に5LDKで平屋を建てた方の
建築費用の内訳。

・建物施工面積 約36坪 5LDK
※1部屋は7帖以上で納戸扱い。

坪単価35坪以上の場合、
平屋プランは約28万円(※)。

つまり
本体価格は、28万円/坪 × 36坪 = 1008万円

諸条件は、ケースバイケースで
変化するものの、およその概算として、
付帯工事:200万
必要費用:80万
諸経費等:250万

を含めると、
総額で、1538万円となりますので、
標準装備を中心にして、
オプションをゴージャスにしなければ、
5LDKでも、実際に1600万円程度の総額で
建てることができる、という計算になります。

タマホームの平屋価格と坪単価

タマホームの坪単価に関しては、
1点ぜひおさえておきたいポイントがあります。

それは、通常タマホームの単価は
35坪以上が基本となるという点。

一条工務店の場合も、
一定坪数を超えると、単価計算が緩やかになるので、
坪数によっては、坪数を増やしても、
案外価格の上昇なしに作れるラインがあります。

タマホームの場合は、「35坪」が
ひとつの目安と言われていますので、
35坪以下だと坪単価がアップすることも。

そのため、
35坪以下にしようか、
やや広く間取りをとろうかと迷っているときには、
ぜひ、タマホームの営業マンの方に相談しながら、
2つのプランで価格を算出してもらい、
実際の想定価格を明細レベルで比較しながら、
差額がお得になるかどうかを判断してみるとよいでしょう。

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タマホーム2階建てと平屋建ての坪単価の差はいくら?

ちなみに、
タマホームで2階建てを建てる場合の坪単価は、
35坪以上の場合の
約26万円と言われています。

従って、
平屋と2階建ての坪単価を単純に比較すると、
平屋の方が2万円高い、という計算になります。

しかしながら、
だからといって、平屋で建てる方が
総額が高くなるとは限りません。

平屋の場合は、
全ての設備がワンフロアにコンパクトにおさまるため、
1階と2階を上下移動する必要性がありません。

そのため、
例えば、階段のための床面積や、
2階トイレを設ける必要性がなくなることから、
これらに充てる床面積を減らすことが、
間取り上可能になります。

その結果、
坪単価だけで見比べると、
平屋の方が2階建てより若干高かったとしても、
結果的に、
同程度の空間を確保した場合、
建築する床面積が減る分、
平屋の方が、総額でみると2階建てに比べて
コンパクトになるということは、
営業の方の御経験談によると、
よくあるケースのようです。

タマホーム平屋の口コミは?

●平屋ならタマホームオススメです。
通常平屋は基礎と屋根が増えますので坪単価が大幅上昇するので
タマホームは坪単価で+2万とは超良心的です。

2F建ては本来平屋にできない人が無理やり2階に乗せて
狭い土地でも合計の広さを確保する為にしていますので、
バリアフリーを考えても平屋にするべきだと思います。

出典:https://detail.chiebukuro.yahoo.co.jp/qa/question_detail/q12111796302

●平屋はいいですよ~。
今まではずっと2階建てで、階段が当たり前でしたが、
一度平屋に慣れるともう前の生活には戻りたくありません。

30代の私でさえそう思うのですからもっと年上の方ならなおさらでしょう。
また移動がラクなので、家族が何となくリビングに集るようになり、
それも良かったことの1つです。
引越もラクでした。

建設費ですが、私の建てたメーカーの場合、平屋は2階建てより坪単価が高くなります。
同じメーカーでも年や地域で違いがあると思うので確認されて下さい。
ちなみに我が家は35坪1500万弱で建てました。

出典:https://oshiete.goo.ne.jp/qa/2680494.html?from=recommend

相見積で後悔のないマイホームを手に入れる!

住宅は人生最大の買い物と言われます。

一戸建てのマイホームは、
まさに、
コツコツためてきた貯蓄を投じたり、
頭を悩ませながらローンを組んだり、
様々な足し算と引き算、悩みや決断の末に
ようやくカタチになる大切なお買い物です。

あとから後悔することが少なくなるよう、
納得した上で決断するために
大切なことは、やはり
情報収集と自分なりの分析。

これに尽きます。

時間と手間はかかりますが、
ぜひ自分たちの希望を洗い出した上で、
それを実現するための方法を、
様々な角度から眺めてみて下さい。

間取りひとつとっても、
例えば「35坪の平屋を建てる」
といった場合、
いろいろなハウスメーカーの提案プランを
見比べると、それぞれの特徴や設計上の工夫があります。

同じところ、違うところを見比べながら、
よい部分を盛り込むことで、
自分たちのすまいに対する希望も、
より明確になって、次第に洗練されていくことでしょう。

情報収集のために、
住宅展示場に足を運び、
各社を見て回るのもよい方法ですが、
ここで情報提供をすると、
営業マンの人が直接自宅訪問に訪れたり、
といった営業攻勢が本格化します。

また、
妊娠中であったり、
小さな乳幼児さんをお連れの方は、
子供たちがぐずってしまって、
なかなかゆっくり現地をまわれなかったり、
営業の方のお話を
落ち着いて聞くことができなかったり、
といった場面にまま遭遇します。

ご多忙でなかなか時間がとれなかったり、
どこから動いたらよいかよくわからないので、
とにかく効率的に情報収集したい、
とお考えの方もいらっしゃるのではないでしょうか。

そんな時便利なのが、
インターネットのお役立ちサイト。

平屋の住宅・プランを
在宅にて手軽に無料見積できるサイトも
ありますので(↓)、活用してはいかがでしょうか。

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個人的には、住宅の土地はもとより、
どのような建物を建てるか、という点も、
ある種のご縁のようなものがあると思います。

土地ひとつとっても、
建物ひとつとっても、
なんとなくひっかかる点がある場合には、
あまり無理に急がず、
本当にいいなぁ、と思えるような、
納得できる出逢いに、巡り合えると素敵ですね。

皆さまの家作りが、
願いの叶う、思いのこもった
ステキなマイホームとしてカタチになることを、
心をこめて願っています。

長文最期までお読みいただき、ありがとうございました。

どうぞ他の記事もごゆるりとお愉しみ下さいませ。

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