今回は元日本ハム選手の
斎藤佑樹氏と心に響くと話題の
日本郵政の手紙CMについてご紹介します。

斎藤佑樹氏の会社設立

元日本ハムの斎藤佑樹氏は、
ハンカチ王子からハンカチ社長へ
転身したことが話題になりました。

2021年12月10日、
現役を引退した斎藤佑樹氏が、
自身のインスタグラムで発表したのは、
会社を設立したということ。

会社名は「株式会社斎藤佑樹」で
本人の名前がそのまま入っています。

「どこかに所属して面倒を見てもらうより、
自分で自分の道を切り開いていくんだ
という気持ちで、
まずは会社をつくってみようと思った」
と経緯を明かしています。

斎藤佑樹社長と手紙@日本郵便CM

2022年夏、その斎藤佑樹氏が
したためた直筆の手紙が
大きな反響を呼び、
話題になっています。

話題の手紙が登場するのは、
日本郵政のCM。

「進化するぬくもり。」
と題したCMでは

いくつかのバージョンが制作され
順次公開されました。

斎藤佑樹氏のインスタで綴る想い

斎藤佑樹氏のインスタには、
このCMに傾けた
ご自身の想いが綴られています。

「この夏にすべてをかける君へ」
と題して、手紙を綴りました。
日本郵便さんの夏のお手紙Webムービーが、本日から公開です。

自分で文面を考え、字も自分で書くというのは
責任は重かったですがいい時間でした。

テキストを打ち込むのではなく、書く。
自然と想いがこもり
頭の中でどんどんイメージが広がっていくので
僕は現役時代から書くことがとても好きです。

あの夏があったから、今の僕がいる。
全力で立ち向かったから、今も立ち続けていられる。

試合に勝つこと以上に大切なこと。
自分のこれからの人生を大きく支えてくれる場所が
この夏のグラウンドだと思います。

がんばれ、みんな!
出典:https://www.instagram.com/p/Cg6FS_ujxBb/

斎藤佑樹氏のインタビューの全文

「記憶」というキーワードをもとに
手紙にしたためた直筆の文字で
心に響くメッセージを贈る姿を表現した
今回のCMは、日本郵便の
「夏の手紙キャンペーン」として
制作されたものでした。

当該キャンペーンに寄せる想いについて、
斎藤佑樹氏はインタビューの中で、
以下のような回答を寄せています。

Q.どんなことを思いながら手紙を書いていましたか?

A.一番は自分の現役時代を思い返しながら書いていましたね。自分が野球をやった時ってどういう気持ちでやっていたかなとか。今の学生ってどういう気持ちで大会に挑んでいるんだろうとか。そんなことを考えていました。

Q.書いていて一番伝えたかったパートはどこですか?

A.最初から最後まで本当に気持ちを込めて書ききったので全部伝えたいんですけれど、その中で強いて挙げるとするならば、やっぱりこの先、色々な事が待ち受けているけれど、でもそれはどうにでもなるよということですかね。自分が最後まで戦い抜いた過去と、過去の記憶は、きっと自分が生きるこれからの糧になるから、そこを一番伝えたいですかね。

Q.記憶という言葉がキーワードになっていると思うんですが、どういう思いがこもっていますか?

A.もちろん優勝という良い記憶もあれば、その後なかなか活躍できなかったり怪我をしたりという記憶もありますが、でもその記憶って全部僕自身の大事な記憶なので、それがあったからこそ今何とか前を向けて頑張っていけているという事をすごく感じています。だから良い記憶も嫌な記憶も全部自分の糧になっているなっていう感覚ですね。

Q.やっぱりここぞ、という時には、その球は違ったものになるんですか?

A.ボールを数値で計れば変わらないかもしれないですけど、やっぱりバッターに対して見えない力は絶対に働いていると思いますし、その気迫というか、自分から発するエネルギーみたいなものはボールに乗っているかもしれないなと思って、僕は投げていました。

Q.野球の面白さって、なんでしょう?

A.僕もそれは本当にずっと考えていて、やっている選手は勝ち負けの勝負っていうのがすごく楽しい瞬間ではあるんですけど、でも今野球選手を引退して感じることは、野球で繋がったご縁ってたくさんあったなと思って。野球が繋いでくれたご縁によって僕は今色々な方に支えてもらって生きているので、その面も含めて、だからこそ野球ってすごくいいなって思っています。

Q.悔しい思いもいっぱいしましたね。

A.悔しい思いもたくさんしました。けどでもその分だけ得られたことも大きかったかなと思いますね。

Q.怪我をした時に心ないことを言われて、どんなお気持ちでしたか?

A.最初はすごく嫌でしたね。ただ、自分が向き合うべき人達って身近にいる人だったりチームメイトだったり、やっぱり近くにいる人たちを大事にしたいと思っていたので。そうすると周りの、外野の声っていうんですかね。そういうものは聞こえなくなっていきました。自然と。

Q.また現役時代に戻りたいと思うことはありますか?

A.今は思わないですね。やっぱりいいことも経験できたし、嫌なことももちろんあったし。でもその中で野球をプレーするっていうことに対してはやりきったと思っているので、それだけ野球と向き合っていたと自分では思っているので、だからこそ今はまだそんなふうには思わないですかね。

Q.学生時代に優勝した時と、怪我をしてどん底で苦しかった時、どちらが自分にとって大事な経験だと思いますか?

A.優勝した記憶も、怪我で投げられなくて結果が出なかった記憶も、セットだと思っています。このセットがあるからこそ、今の僕っていろんなことを感じられて、吸収できて、勉強できているっていうのをすごく感じるので、どっちという優劣をつけることがすごく難しいですね。この2つがセットで斎藤佑樹だって思っています。

Q.誰かに言われて今でも大事にしている言葉ってありますか?

A.栗山監督にずっと言われ続けてきたことで、がむしゃらに泥だらけになってやりなさいと。そのことは引退した今でも、それを胸に思ってやっていますね。

Q.手紙とメールの違いって、どこにあると思いますか?

A.やっぱり字ってクセが出るじゃないですか、人の。それがすごくいいなーっていつも思っていて。癖って投げる時も出るんですよね、当然ですけど。人によってフォームって違うじゃないですか。だからこそその人の魅力だったり、ちょっと変だったりするところも人となりを伝えられると言うか。だから書く字も、あ、この人ってこういう字書くんだ、となんとなく伝えられる気がして。だからこそ僕は書くことにすごくこだわってきたのは、斎藤佑樹っていう人間を相手に伝えるために書いてきましたね。

Q.なんだか投げる球と近いですね、数値で測れないというか。

A.まさにそうですね。なんとなくこの人って丁寧な人なんだなとか、まろやかな人なんだなとか。文字って感じたりするじゃないですか。僕も全部さらけ出すじゃないですけど、今回もそういう気持ちで手紙を書いてました。

ハンカチ王子の手紙が達筆、心に響くと反響多々

斎藤佑樹社長日ハム野球現在
出典:https://douganow.jp/archives/20220805282851.html

斎藤佑樹氏の手紙には、
たくさんのコメントが寄せられています。

字が達筆との驚きの声も。
手書きの文字は
書いた人の個性をあらわす部分が往々にありますが、
内容といい、字の美しさといい、
これまでの斎藤佑樹氏の
栄光と挫折に重ねながら
この手紙の文面を追いかけた方々も
多いのではないでしょうか。

球児もそうだし、甲子園優勝からプロでの苦しい期間を経験する前の自分にも宛ててるのかなっておもうと泣いてしまった。

斎藤佑樹さん、貴方の人生は続きます→→→善き人生を歩まれますように😌夢も現実も体験の中から芽吹き、人生を見据えて生きて行くエネルギーは着々と蓄えて行かれてると思います。スポーツ、チームプレーから学び、個人としても切磋琢磨して心身を鍛え育てる。頭で学ぶだけではなくて 素晴らしいことと思います。

ハンカチ王子のブランドは?どこで買える?

斎藤佑樹ハンカチ王子現在

ちなみに、
ハンカチ王子の名前の由来にもなった
青いハンカチは、
正確には、
ハンカチではなく「ミニタオル」
なのだとか。

ブランドは、
ニシオ株式会社のオリジナルブランド
「GIUSEPPE FRASSON
(ジョゼッペ・フラッソン)」の
ロゴが入った1枚400円(税抜き)の
タオルハンカチ。

このブランド名
「GIUSEPPE FRASSON」は
イタリア人デザイナーの名前で、
タオルハンカチそのものは現在、残念ながら
生産・販売ともに中止されているそうです。

ちなみに、
ニシオ株式会社は、
大阪の中央区に本社のある
ハンカチ・エプロンの製造販売会社で、
会社の公式サイトは以下。

各種グッズからキッズリュックサックなど
子ども用品も扱っているようです。
http://www.tnishio.co.jp/

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