2017年大河ドラマ『おんな城主 直虎』の脚本家は森下洋子!「ごちそうさん」「仁」を手がける実力派
2015年8月25日、
2017年の大河ドラマの製作発表会見が、
NHKで行われました。
主演や出演者もさることながら、
脚本家が誰になるのかは、
ドラマの展開を楽しむ上で重要な要素です。
その脚本家が、ついに発表されました。
出典:http://img.allabout.co.jp/gm/article/198859/morishita.jpg
森下洋子さんです!
目次
脚本家 森下洋子さんは高学歴な実績者
報道の要旨は次のとおりです。
2017年のNHK大河ドラマは、
柴咲コウ(34)主演による「おんな城主 直虎」(脚本・森下佳子)井伊直虎は、幕末の大老・井伊直弼の先祖にして、
徳川家康の重臣として活躍した井伊直政の養母
森下洋子さんは連続テレビ小説『ごちそうさん』
で、第32回向田邦子賞を受賞した実力派。
大阪府高槻市出身で、
幼い頃から舞台に親しみ、
宝塚出身者が主催するでミュージカル劇団で
バックダンサーをつとめた経歴も持っています。
過去には、自身で劇団を立ち上げて脚本を手がけたことも。
森下洋子さんの学歴
また、学業面でも高学歴を持っている森下洋子さん。
出身大学は「東京大学」で、
文学部宗教学科を卒業されています。
森下洋子さんの脚本家としての実績
今から10年ほど前に人気を集めた
TBSドラマ『世界の中心で、愛をさけぶ』では、
ザテレビジョンドラマアカデミー賞(2004年夏クール)を受賞。
この他にも、
第63回、64回ザテレビジョンドラマアカデミー賞 脚本賞(『JIN-仁-』第1、2シーズン)
第85回ザテレビジョンドラマアカデミー賞 脚本賞(『天皇の料理番』)
など、多数の賞を受賞されています。
2017年の大河ドラマは、
現在放送中の『花燃ゆ』(井上真央主演)、
2016年大河ドラマ『真田丸』(堺雅人主演)に続く
第56回目の作品。
森下洋子さんの評判
森下洋子さんは、原作のある作品を
脚本に仕立てるのがとても上手なことで評判があります。
また、“食べ物”を作品の中の素材として
上手に料理することも支持を得ている様子。
大河ドラマでは、史実をたどりながら、どのような
ストーリー展開を描き出してくれるのかが楽しみです。
2017大河ドラマの主役「直虎」は男勝りな姫武者
ところで、男勝りな名前の「井伊直虎」。
主演が柴咲コウさんで、タイトル『おんな城主 直虎』
からもわかるとおり、直虎は、女性です!
井伊直虎は、遠江の豪族・井伊家に生まれた女性で、
男兄弟がいなかったために、
最初“次郎法師”と名付けられたそうです。
次郎と法師は井伊氏の2つの惣領名を繋ぎ合わせたもの。
ところが、主家である今川家が滅亡し、
永禄8年(1565年)、次郎法師は
「直虎」に名を変えて当主になり、
混乱の遠江に平和をもたらす為に戦うことになります。
多くの戦国もの作品では、
井伊直虎は男勝りな姫武者に描かれていて、
実際、歴史を紐解くと
内政手腕に優れ「女地頭」と呼ばれたそうです。
井伊直親と婚約するも、生涯未婚だったという
彼女の生き方は、当時の女性の生き方としては珍しく、
まさに波乱万丈に満ちた人生だったのでしょうね。
果たして、森下洋子さんの手にかかると、
どのような作品になって登場するのか、
2017年大河ドラマ『おんな城主 直虎』への期待が高まります。