梅雨時に美しい姿を見せて
楽しませてくれるアジサイの花。
雨に濡れて
しっとりと咲く姿は
とても趣があります。
最近は様々な種類のアジサイが
出回っており、色カタチも様々。
暑さや寒さ、病気にも比較的強く、
手軽に育てることができるとあって、
鉢植えもよく出回っています。
美しい花に一目ぼれして買ったり、
あるいは、鉢植えのアジサイを
どなたかからいただくこともあるでしょう。
ひととおり、
花を楽しんだ後、どのように
育てれば、翌年も楽しめるのか
今回はアジサイの育て方や
管理のコツをテーマに、
以下のトピックでお届けします。
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目次
アジサイが好む環境は?
アジサイが好むのは
日当たりの良い日陰。
太陽の明るさが届くけれども、
日陰になっている場所を
好みます。
鉢植え、路地植えのどちらの場合も、
花が咲いているとき、
直射日光に当てるのは避けるのが無難。
日焼けしたり、花もちが悪くなって、
長く楽しめないことも・・・。
なので、
地植えの場合も、鉢植えの場合も、
ご自宅の中で、
「日当たりのよい日陰」に最も近い場所に
配置してあげるとよいでしょう。
アジサイの水やり
鉢植えのアジサイの場合、
地植えの時に比べて
土が乾きやすいので、
水切れさせないよう、注意が必要です。
特に、「夏場」は乾きが早いので、
こまめに乾き具合をチェックし、
朝晩2回水やりをするのがおすすめ。
「冬場」は、乾き具合に応じて、
2日に1回程度のペースを目安に
水やりをして下さい。
冬場は葉を落として休眠状態に入る
アジサイですが、株は生きています。
枯れてしまったと思いこんで
放置したりすることのないよう、
丁寧に管理してあげて下さいね。
花後のお手入れは?
お花屋さんで売られているアジサイは、
多くの場合、プラスチックの鉢に
植えられた状態で売られています。
花が終わったら剪定をして、
植え替えて下さい。
剪定や植え替えのコツについては、
以下、項目を分けて詳しく
解説していますので、
よろしければご参照下さい。
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アジサイの植え替えはいつがいい?
アジサイの植え替えに
適した時期は、
1年に2回巡ってきます。
①休眠期である11月~3月上旬
②5月~9月中旬の花後
が、植え替えのベストタイミング。
植え替えは、植物にとっても
エネルギーの要るイベント。
ぜひ、
上記でご紹介した期間を参考に、
冬場か花後の、アジサイにとって
負担のかかりにくい
時期を選んであげて下さい。
鉢選びのコツ
プラスチックの鉢は、
軽くて持ち運びやすく、
割れるリスクが小さいのが
鉢植えのメリット。
しかし、
プラスチックは空気を通さないので、
通気性という意味では
陶器の植木鉢の方が
アジサイにとってやさしい造り
となっています。
アジサイは根のまわりが
早いので、植え替えの際には
ひとまわり大きな鉢を選ぶとよいでしょう。
剪定の方法とタイミング
アジサイは強靭に育つ植物。
栽培しやすい一方、
そのままにしておくと、
とても大きくなって、育ちすぎて困ることも…。
そのため、
栽培する場所のスペースにあわせて、
適度な大きさでアジサイを
楽しむためには「剪定」が欠かせません。
剪定は、タイミングが大切。
もう、花芽の準備が始まっている
春先にアジサイの剪定をしてしまうと、
花芽が切り落とされ、花が咲かないことも…。
剪定のおすすめのタイミングは、
やはり「花後」。
花の下20センチぐらいを目安に、
仕立てたい大きさに合わせて
短めに切り詰めて下さい。
アジサイの増やし方
出典:http://photozou.jp/photo/show/199062/95479602
アジサイは、挿し木でも増えます。
剪定した枝のうち、
元気なものを15~20センチメートルほど
切り取り、苗床に挿し木します。
苗床に使う土は、
中赤玉と中鹿沼土の混合土がベスト。
挿し穂には葉を3、4枚残し、
葉の面積を全体の2、3割のみ残して、
先を切り落とした状態で、
枝の半分ほどが隠れるぐらい、
苗床にしっかり差し込んで下さい。
あとは、水を切らさないように待てば、
しばらくすると
根が出て、新しい苗木に育ちます。
アジサイの土と花の色
アジサイの花の色は、
青色から赤色系まで、色合いも様々ですよね?
あじさいの色は
土の性質によって変わります。
青い花が咲くのは、酸性の土。
一方、アルカリ性の土だと、
花はピンク色に染まります。
アジサイは水はけのよい土を
好みます。
そのため、アジサイの土を作るときは
赤玉土をベースに、
腐葉土や鹿沼土を配合すると良いです。
一般的な目安としては、
赤玉土:腐葉土を7:3。
園芸用の土は、ホームセンターなど
各地の日曜大工店で販売されているほか、
ネット通販で手軽に取り寄せることもできます。
日本では、放っておくと
どちらかというと酸性に傾きがちになることも。
赤系のアジサイを楽しみたい!
という方は、
苦土石灰を混ぜてアルカリ性に
してしまう方法もあります。
ただし、
あまり苦土石灰を増やしすぎると、
土が痩せて
草花が育ちにくくなってしまうため、
量の加減に注意が必要です。
アジサイの肥料は?いつ何をどれぐらい?
アジサイの肥料は
油粕と牛糞みかん肥料の混合肥料
がおすすめ。
施肥のタイミングは、1年の中でおよそ3回。
アジサイの花のが終わった●7~8月、
●11月、そして、
花芽が出る●3月頃に与えて下さい。
水を切らさず
剪定のタイミングさえ守れば
アジサイはよく咲いてくれます。
最近は、ひとくちにアジサイと
言っても、本当に様々な
美しい品種が販売されていて、
わりと容易に入手することができます。
アジサイ:ダンスパーティ(ピンク)5号鉢植え[加茂セレクション]
アジサイ:インクレディボール(アベトゥー)3~3.5号ポット[期待のアナベル改良品種]
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季節を彩るアジサイの花とともに
梅雨時ならではの美しさを
ぜひ満喫しましょう!
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