今回は、
「スーパーフード」
をテーマに取り上げます。
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目次
スーパーフードは種類豊富
「スーパーフード」
2016年頃から、
急速に認知度が広がった
この言葉を聞いたとき、
どんな食品を思い浮かべますか?
例えば、
チアシード、
キヌア、
ケール、
ざくろ、
マヌカハニー、
アボガド・・・
「スーパーフード」に
カテゴライズされ、
セレブの間でも
人気がある食べ物には、
様々な種類があります。
スーパーフードは効果なし?効能ある?
しかし、
なんといっても
気になるのは、
その効能。
セレブが愛用するほどの
話題性があるのだから、
まさか、具体的な効果効能なし!
などということは、ないだろうと
思いたいものですよね。
ところが、
いざスーパーフードに
どんな効果があるのか、
キチンと説明できるか?、
と言われると、
正しく理解して語れる人は、
案外少ないのではないでしょうか?
一部の間では、
「科学的根拠はない!」
とまで言われている
スーパーフード。
その効果効能は、
必ずしも、はっきりと明示的に
証明できるわけではないようです。
スーパーフードとは?定義を紐解く
そもそも、
スーパーフードとは、
どのように生まれた単語なのでしょうか?
「スーパーフード」という
ことばのルーツをたどると、
時代は、1980年頃に遡ります。
このころ、
米国やカナダで、
食事療法を研究する
専門家たちは、
カラダにとっての効能が
大きいと思われる食品群を
「スーパーフード」と
総称するようになりました。
ここで言う「効能」とは、
例えば、
低カロリーの食品。
抗酸化作用が高い。
ミネラルやビタミン、
アミノ酸といった
各種の栄養素や
ヒトのカラダを維持する上で
有益な有効成分を
多く含むもの。
などなど、
うまく摂取すれば、
カラダによい作用を
もたらしてくれると
考えられる食品は
総称して
「スーパーフード」と
呼ばれるようになっていったのです。
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チアシードのおいしい食べ方はいろいろ
スーパーフードの中でも、
近年特に日本で人気が
急速に拡大した食品といえば、
「チアシード」です。
ヨーグルトに入れたり、
サラダにかけたり、
ミネラルウォーターにいれたり、
グラノーラとともにおやつに食べたり、
小麦粉にまぜて焼いたり、
日々の食事の中で、
いろいろな楽しみ方があるので、
毎日の暮らしや気分を
ちょっぴり素敵に
変えてくれたりもします。
チアシードは栄養と食物繊維が豊富
チアシードは、
多くの女性が食べるだけあり、
・豊富な栄養
・食物繊維
が含まれています。
また、
水で膨らんでプルプルの
ゼリー状に膨らむため、
実際の摂取量に対して、
より満腹感を与えてくれやすい、
という特徴もあります。
こうした
チアシードの特性が支持され、
体の内側からきれいにしてくれる
食べ物として、いわば
スーパーフードの代表的な
存在として扱われています。
チアシードの効果は?ダイエットに効く?
スーパーフードとして
人気のチアシード。
うまく摂取すれば、
ダイエット効果が期待できて、
実際にチアシードを食べることで、
3キログラムの減量に成功した!
といった体験談がブログ上に
書かれていたりすることも。
但し、
ダイエットで減量に成功するために
チアシードを食べる場合、
やみくもに摂取しても逆効果で、
食べ方に注意が必要となります。
チアシードで
ダイエットを目指すときには、
必ず、事前に水で戻すこと!
チアシードは、
小さな種子で、
カロリーは案外高いのです。
チアシードを
事前に水で戻すことによって、
膨らみ、ゼリー状になるので、
満腹感を得やすくなります。
逆に、
食べ方を愉しみたくて、
そのままかけたり、
粉類に混ぜて焼くなど、
ゼリー状にもどさずに摂取する場合は、
想定以上の量を摂取してしまい、
想定外のカロリーが計上さえるという
事態にもなりかねないので、
ダイエット目的でチアシードを摂取する方は、
くれぐれも
「チアシードの事前の水戻し」を
お忘れなく!
チアシード効果なしは本当?オメガ3が豊富?
もうひとつ、
チアシードの特徴として
よく言われるのが
「オメガ3脂肪酸」を
豊富に含む、という点。
地中海地方の料理や食習慣は
カラダに優しいと言われますが、
それは、オメガ3脂肪酸が
魚に多く含有されているから。
実は、
100gのチアシードには
17gものオメガ3脂肪酸が含まれている
と言われています。
この含有量は、
注目に値する量で、
魚の「鮭」に置き換えると、
約8倍に相当する量なのだとか。
ならば、
チアシード万歳!
と言いたいところですが、
残念ながら、この話には
続きがあります。
チアシードより魚を食べる方がよい理由
実は、
チアシードのオメガ3は、
魚に含まれるものとは違う種類のもの。
チアシードから摂取した栄養素を
魚のオメガ3に相当する効能に変換するには、
大変非効率なプロセスを経なければならず、
結果的に、100gにつき1.8g
の含有量となってしまうのだとか。
この場合、
鮭の場合が2.3gであることと比較すると
チアシードから摂取した場の
実際の有効栄養素は、
明らかに減ってしまうので、
「チアシードから摂取するよりも
鮭から摂取する方がメリットがある」、
という結論に達してしまうのです。
ちなみに、
100グラムのチアシード
などと、文面上は簡単に書いていますが、
実際にチアシード100gを摂取するのは、
なかなか大変だったりします。
まして、
水で膨らませて食べるとなると、
相当な量になりますよね。
魚には、DHAやEPAといった
栄養素やタンパク質が
豊富に含まれており、
健やかなからだづくりにとって
欠かせない食材のひとつです。
こうしてみると、
「スーパーフード」という
ある種のキーワードが持つ
魔力に魅せられて、時流にのせられたり、
やみくもにチアフードを活用するのではなく、
食生活のバランスをとりながら、
栄養科的にも、メリットのある食べ方を
冷静に選択することがよい、
ということが言えそうだと、思いませんか?
スーパーフードのメリットを冷静に検証活用しよう!
話題の「スーパーフード」について、
つぶさに紐解いてみた結果、
特にチアシードの効用については、
ダイエットに成功した!
という喜びの声がある一方で、
チアシードには、
期待されるほどの証拠根拠、効能がない
という主張も、実際に存在するなど、
みなさまの意見は多用です。
それぞれの顔立ちや体格が違うように、
それぞれのカラダの
コンディションや特長異なっており、
代謝やカラダにとって必要な栄養素、
ケアの内容も、
それぞれ少しずつ異なっています。
また、
各個人にとっての適正カロリーや
ベストな食べ方も、
生活スタイルや
ライフスタイルのパターンによって
変化することが往々にしてあります。
流行よりも内なる声への傾聴を
メディアやニュースでもてはやされる
セレブのライフスタイルや
宣伝広告、その時々の流行りに
流される必要はありません。
ご自身のカラダにとって
いちばん心地のよい状態を創るために、
チアシードをはじめとした
スーパーフードをうまく活用できると
よいのではないでしょうか。
そのために、
ぜひ、自分のカラダの内なる声に
耳を傾けてみてはいかがでしょうか?
ご自身のコンディションに気を配り、
心地よくスーパーフードを
活用することで、
ご自身にとっての
日々の心身の幸せとやすらぎが
より豊かに得られることを、
願っています。
長文最後までお読みいただき、
ありがとうございました。
どうぞ他の記事も
ごゆるりとお楽しみ下さい。
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