本日2015年8月19日、
日本マイクロソフトは定例外でIEのパッチをリリースしました。
パッチとは、
Internet Explorer(IE)の脆弱性を修正するセキュリティ更新プログラム。
パッチの提供対象と最大深刻度
パッチの提供対象は、
現在サポート対象になっているすべてのバージョン(IE7~IE11)。
脆弱性が露呈した場合の、被害の深刻度を測定する指標
「最大深刻度」は4段階で最悪の「緊急」。
「最大深刻度」は4段階に区分されており、
重要度の高い順に
「緊急」(Critical)
「重要」(Important)
「Moderate」(Moderate)
「注意」(Low)となっています。
適用の緊急性が高い理由
「緊急」は、ユーザーの操作を必要とせずに
不正プログラムが実行される可能性のあるレベルの脆弱性。
例えば、悪意のある仕組みが組み込まれたWebサイトに
アクセスするだけで、パソコンを乗っ取られて悪用される恐れがあるため、
早急に更新プログラムが適用されることが推奨されます。
パッチの適用方法
パッチは、Windowsの自動更新機能によって適用されます。
自動更新機能は初期設定で有効となっていますが、
自動更新機能を無効に変更している場合には、
「Microsoft Update」を使って手動で適用する必要があります。
パッチの詳細は、こちら
パッチの適用結果の確認方法
なお、パッチが正しくお使いのパソコンに
インストールされたかどうかを確認する方法については、
こちらが参考になります。
悪意のあるソフトウェアからコンピューターを守る方法だけでなく、
セキュリティに絡んで、ネット環境から子どもたちを守る術についても
言及されています。
便利なインターネットも、セキュリティ上の
問題があれば、一瞬で暗転しかねません。
ご自身とご家族皆さまの
ネット環境に関わる安全を確保下さい。