今回は、子供たちだけでなく、
大人心もくすぐる、宇宙への旅を続行中の
「はやぶさ2」をご紹介します。
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はやぶさ2のスイングバイ時期は?
2014年12月3日13:22分、
種子島宇宙センターより
宇宙に飛び立ったはやぶさ2。
現在、まさに宇宙を飛行中ですが、
打ち上げからちょうど1年を経る
2015年12月3日に地球の力をかりて行う
スイングバイを予定しています。
出典:http://www.live-net.co.jp/hayabusa2/
「スイングバイ」とは、
惑星の重力を利用して軌道を変更する方法。
かつて木星を探査した
NASAの開発機ボイジャーも
このスイングバイ航法を利用して、
木星の重力を使うことにより軌道を変更し、
土星・天王星へ向かったそうです。
初代はやぶさの目的地はイトカワでしたが、
はやぶさ2の目的地は、小惑星1999 JU3。
はやぶさ2はこの小惑星に向かうために、
地球の自転の力を使って加速を行います。
はやぶさ2の開発ストーリー
はやぶさ2の開発から打ち上げまでの様子は
「HAYABUSA2 -RETURN TO THE UNIVERSE-」
でわかりやすく紹介されています。
管理人は子供たちとプラネタリウムで
鑑賞したのですが、すごくよかったです!
▼こちらの動画ではその一部が紹介されています。
画像に迫力がある上、
表現がドラマチックで、大人だけでなく
子供たちにもわたる語りかけで
物語が展開します。
はやぶさの心を受け継いで
新たなミッションがスタートしたこと。
開発された「はやぶさ2」には
はやぶさの体験をもとに
様々な改良が加えられており、
イオンエンジンの推力は約20%アップ、
アンテナも2個に増えるなどの工夫が施されていること。
行き先は、1999 JU3と呼ばれる小惑星で
太陽系と生命の起源のなぞ
を明らかにするという目的があること。
また、ロケット開発は、
ペンシルロケットから始まったこと。
ロケットの時速は、秒速11.2km
時速約4万キロで宇宙に飛び立つこと。
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このプロジェクトでは、
長さ50メートルのロケットが用いられ、
その先頭にはやぶさ2が格納されていた様子。
はやぶさ2を打ち上げたロケットは、
莫大な推進力を得ながら、投入位置を調整するために
個体燃料と液体燃料が併用されていること。
さらには、実際にロケットが格納庫から
発射台に移動・設置、発射される様子も
3Dでリアルに見ることができました。
子供たちはくいいるように
画面に見入っていました。
はやぶさ2の打ち上げとプロジェクト解説動画
実際の、はやぶさ2の打ち上げ時の動画は▼こちらです。
また、
はやぶさ2が小惑星を目指す意義について
プロジェクトメンバーの方のお話を
詳しく見聞きすることができます。
▼こちらの内容は小学生以上のお子様向け。
はやぶさの地球帰還をテーマにした作品も
プラネタリウムには
はやぶさの1号機を紹介する
以下の姉妹作品もあります。
地球の美しさや2010年6月にイトカワからの
帰還を果たした初代はやぶさが背負った
ミッションを感じることができます。
「HAYABUSA -BACK TO THE EARTH-」
はやぶさ2の公式サイト
はやぶさの地球帰還予定は2020年とのこと。
ミッションを無事に果たし、
初代はやぶさがそうであったように、
ふたたび多くの人々に感動を届けてくれることを
願い、その活躍を祈っています。
最後までお読みいただき、ありがとうございました。
ではまた、次の投稿でお会いしましょう~☆