12月が近づくと
子供たちが楽しみにしてやまないのが、
サンタクロースからのプレゼント。

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一方で、
どのようにプレゼントを渡そうかと、
悩むサンタさんも多いようです。

実は、
サンタさんからの
プレゼントの渡し方は、
国によっても違いがあることを
ご存知ですか?

また、
クリスマスプレゼントの、
届け方はご家庭によっても
違ったりします。

一体、世の中のご家庭では
クリスマスプレゼントについて
どのようなな渡し方が
行われているのでしょうか。

そこで今回は、
クリスマスプレゼントの
渡し方をテーマに、
以下のトピックでお届けします。

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クリスマスプレゼントの渡し方置き場の定番は?

クリスマスプレゼント。

クリスマスの夜、
子ども達にとっての一番の
お楽しみは、なんといっても
「サンタさんからのプレゼント」。

朝起きると一番に
ワクワクしながらプレゼントを探し、
包みを開ける瞬間のドキドキ感は
大人になっても覚えていたりします。

ところで
サンタクロースさんの
プレゼントの置き場所は、いろいろ。

代表的な置き場といえば、

●子供たちの枕元
●クリスマスツリーの下
●暖炉の靴下の中
●枕元の靴下の中

だったりします。

そもそも、
どうしてこのような置き方が
広がったのでしょうか。

サンタクロースのモデルは?

実は、
サンタクロースには、
モデルとなったおじいさんがいます。

それは、
セント・ニコラス(ニクラウス)
という名前の司祭さん。

4世紀頃、
東ローマ帝国に実在した
このおじいさんが、
サンタクロースのモデルだと
言われています。

そして、
セント・ニコラスにまつわる
こんな逸話が残されています。

あるところに、
貧しい父親がおりました。

父親には3人の娘がおり、
それぞれ大きくなりましたが、
貧しいために生活に窮し、
娘たちを嫁がせることも
できずにおりました。

そんな父親や娘たちの存在を
知ったセント・ニコラス。

ひっそり皆が寝静まった夜に
その家を訪れ、そっと
煙突から金貨を投げ入れました。

金貨は、煙突の中を落ちて、
ちょうど暖炉のそばに干されていた
靴下に入ったんだそう。

そして、その金貨のおかげで
家族は助かった、という逸話が
残っています。

サンタクロースにまつわる
絵本の中には、
よくこんな場面が登場しますね。

●「煙突」からサンタクロースが入ってくる
●サンタさんのプレゼントは「靴下」の中

煙突や靴下というのは、そんな事情ゆえ
サンタさんのプレゼントと相性が
とてもよいキーワードだったりします。

最近の日本では、
煙突や暖炉がないご家庭が殆どでしょう。

では、
日本のサンタさんは、プレゼントを
渡すためにどんな工夫をしているのでしょうか?

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クリスマスプレゼントの渡し方日本編

クリスマスプレゼントに関する渡し方は
いくつかあります。

日本のサンタクロースさんの定番の渡し方は?

日本のサンタクロースさんに関して
定番の贈り方は、
●クリスマスの夜、枕元にプレゼントが置かれている
というパターンではないでしょうか?

あるいは、少し趣向を凝らして
●夜寝る前に、子供たちとともに靴下を枕元に置いておく
ことで、ワクワク感を高めることができます。

大きな靴下を活用して楽しみ2倍?

「靴下」というのは、
サプライズ感を確実に高めてくれます。

管理人は、実際に大きな靴下を作り、
クリスマスイブの夜、子供たちと
枕元にセットしておく方法を試したところ、
翌朝にはプレゼントが靴下の中に届いていました。

子供たちは、
①靴下からプレゼントを取り出す楽しみ。
②プレゼントの包みを紐解く楽しみ。
と1回で2度分の楽しみを得た様子でした。

ちなみに、大きな靴下は、
気に入ったカーテン生地の端切れで縫い、
内側には、ビロード調の薄手の布を使うと、
質感的に大変具合よく整いました。

小さな靴下にも素敵な楽しみ!

大きな靴下をわざわざ作るのが
手間だと感じる方は、
小さい靴下でも大丈夫です。

管理人の知人からは、
こんなエピソードを聞きました。

子供の頃、
クリスマスイブの夜寝るときに、
自分の靴下を1足、
枕元に用意したのだそう。

朝起きてみると、
●枕元にはプレゼントが、
そして
●子供たちが自分で用意した
小さな靴下の中には、
チョコレートやクッキーなどお菓子が
入っていたんだそう。

そのことは、
いまだに家族で過ごした
温かい思い出の一コマとして
残っているそうで、
自分の子供たちにも同じように
クリスマスイブの夜、枕元に靴下を
置くようアドバイスしているようです。

生き物&ベイビーにはご用心!

ちなみに、
サンタクロースのおじいさんにとって
ちょっぴり厄介なのは、
生き物の贈り物。

特に、ことりや犬・猫など、
小さいひな鳥や赤ちゃんは、
常に目が離せず、お世話が必要ですし、
ごはんをおねだりして大きな声を出します。

子供たちが、サンタさんに
子犬や子猫、小鳥が飼いたい!などのお願いをすると、
サンタさんは、ペットショップなどのお店で、
子供たちが喜ぶ子を調べて、それぞれのご家庭に
お迎えできるようにアレンジするものですが、
ショップがクローズする前に迎え、
夜に子供たちにお届けするまでの間、
安全に生態をかくまってあげる場所を
いかに探すかということに、苦慮される様子。

この点、
うさぎやハムスターなど、
声や物音をたてない場合は、比較的容易。

管理人は、
実際に子ウサギをねだり、
お迎えしたことがあったのですが、
朝起きてみると、枕元にプレゼントがなく、
本気で大泣き!

外に出てみると、
ウサギ小屋の中に本物の子ウサギがいた!!
ということがありました。

なので、
毎年、枕元にプレゼントを届けてくれる
サンタさんの場合、
その年だけ置き場所を変えるのなら、
ぜひ簡単なメッセージカードを
枕元に添えてもらえると、子供たちは
勘違いして、悲しい思いをせずに
すむのではないかなと、自身の体験から思います。

例えば、こんな風に。

●Tonight, I’ve put a Christmas present for you in the living room. Please find one and enjoy wonderful Christmas!
from Santa Claus

●(和訳)今晩わしはきみへのプレゼントをリビングルームに置いたよ。リビングで見つけて、どうか素敵なクリスマスをお過ごしなさい。
サンタクロースより

なお、
サンタクロースからの手紙の書き方については、
こちらの記事でまとめていますので、
ご興味のある方はご参照下さい。

クリスマスプレゼントの渡し方海外編

日本では、枕元にプレゼントを置いていく
サンタクロースさんが多いのに対し、
海外でのクリスマスプレゼント置き場の定番は、
「リビングルームのクリスマスツリーの下」
だったりします。

プレゼントの渡し方、なぜクリスマスツリーの下なの?

日本では、小さいお子様と
家族一緒に寝たりするケースも多いですよね?

対照的に、
アメリカをはじめ、海外各国では、
子供たちは小さい頃から
それぞれの子供部屋で寝ることが通例で、
添い寝が慣習化していないことが多いようです。

そのため、
リビングルームが、家族みんなで集う場所
となっています。

子供たちが寝ている場所がそれぞれ違うので、
サンタクロースのおじいさんにとっては、
各自の部屋をまわってそっとプレゼントを
置くよりも、リビングのクリスマスツリーの下に
まとめて置く方が効率的。

まして、アメリカのサンタクロースは、
1人につき何個もプレゼントを贈り合うのが常で、
とある統計によると、
かける予算も1人当たり7~8万円と
日本が平均2~3万円であることに比べて
かなり高額なのだそう。

それぞれのプレゼントが
誰に対する贈り物なのかわかるように、
For Cathy, From Santa Claus (キャシーへ サンタクロースより)
For Bob, From Santa Claus(ボブへ サンタクロースより)・・・
といった具合に名前が書かれています。

クリスマスイブの夜があけると、
翌朝子供たちは一番に起き出して
家族全員を起こします。

家族皆がリビングルームに集う中、
子供たちは、サンタクロースから届いた
クリスマスプレゼントを、
目を輝かせながら開けるのだそう。

日本のツリー事情とプレゼント事情が影響?

この点、日本では、住宅事情により、
アメリカよりもリビングや家が狭く、
リビングに置かれているクリスマスツリーの大きさも
アメリカに比べてコンパクトだったりしますよね。

また、
アメリカのように、1人の子共に対して
何個もプレゼントを贈ったり、
山のようなプレゼントを
ツリーの下に並べる習慣もありません。

加えて、
寝方が「川」の字に象徴されるように、
小さいお子さんは、お父さんお母さんと一緒に
寝るご家庭が圧倒的に多いかと思います。

そんな理由で、
「枕元」+「靴下」を組み合わせて
届けるサンタクロースが日本では主流かと
思いますが、
だからこそ、あえて
海外のサンタクロースさんが実践している
プレゼントの渡し方の王道に習って
「クリスマスツリーの下」に届けることも、
日本のサンタクロースさんが
子供たちのサプライズ感を高めるための
ひとつの選択肢なのかもしれませんね。

まとめ

●サンタクロースのモデルは司祭さん。
●サンタクロースにまつわる逸話のキーワードは「煙突」と「靴下」。
●日本のプレゼントの渡し方の定番は「枕元」。
●「靴下」アイテムで演出力を高める効果も!
●海外のプレゼントの渡し方の定番は「リビングのツリーの下」。
●渡し方の違いの背景にはお国事情(リビングの広さ、ツリーの大きさ、就寝場所が個室or家族一緒)がある!?

いかがでしたでしょうか。

サンタクロースのおじいさんの
プレゼントの渡し方は、
国によっても様々ですが、
ひとつ言えることは、子供たちへ
注がれるまなざしと、愛の届け方は
「世界共通」ということではないでしょうか。

たくさんの気持ちがこめられた
クリスマスプレゼント。

今年も世界中の子供たちに、
ありったけの愛をこめて贈られますように!

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