2月になるとお店にずらりと並ぶ「恵方巻き」。
店頭で次々買っていく人を見ると、
ついつい気になるもの。
出典:http://r.gnavi.co.jp/trendword/?sc_bid=news2_HOME_C2015012700010
最近は、縁起をかつぐために、
毎年恒例!という方も増えてきている様子です。
回答者の実に75パーセントの方が恵方巻を「食べる!」と回答。
近年は、海苔のかわりにローストビーフで巻いたり、
具が盛りだくさんだったりと、
ゴージャスな恵方巻きも登場するなど、
節分のイベントとしての盛り上がりを見せています。
ところで、
恵方巻きを食べる方角は毎年変わります。
そして、
恵方巻きには、方位以外にも、食べる時のお作法があります。
そこで、今回は
●2016年の恵方巻きの「方角」は?
●方位の調べ方は?
●いつ食べる?
●恵方巻き食べ方の作法
をテーマにお届けします。
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恵方巻き2016年の方角と方位の調べ方は?
2016(平成28)年の恵方は
「南南東」です。
正確な方角が、
微妙にわからない…汗という方は、
方角の把握に「方位磁石」が便利。
この時期店頭に恵方巻きとともに
並んだりして、安価に入手可能。
恵方の方角を確認したあとは、
子供の教材やハイキングのお伴にもなります。
もっと手軽に調べたい!
という方は、
「あちこち方位」というサイトが便利。
このサイトでマップ上の空欄に
自宅の住所を入力して「画面中央を自宅に設定」を押すだけで、
ご自宅からの方位を瞬時に確認できます。
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恵方巻きいつ食べる?食べ方の作法は?
恵方巻きは、
「2月3日」に食べるのが慣例です。
すなわち、節分の日。
一般的に知られている恵方巻きの習わしは、
1.太巻き(巻き寿司)を
2.節分の夜に
3.その年の恵方に向かって
4.無言で、
5.願い事を思い浮かべながら
6.太巻きを丸かじり(丸かぶり)する
というもの。
一方、このほかの食べ方に関しても諸説あり、
「目を閉じて食べる」という人もいれば、
春を迎える妨げとなる”金気”を
「笑い」という”火気”で滅ぼす(火剋金)ために
「笑いながら食べる」という人もいるそう。
さらには、
食べやすさや、好みなど様々な理由から
太巻きではなく
「中細巻」や「手巻き寿司」を食べる人もいるなど
恵方巻きの作法はヴァリエーション豊富。
恵方巻きはついに全国区へ!
ちなみに、
恵方巻きに関する興味深い調査結果があります。
冒頭でぐるなびのアンケートに触れましたが、
節分の「恵方巻」とは、
案外最近になって認知されてきたことばなのです。
ミツカンの調査による恵方巻の認知度は、
全国平均は2002年(平成14年)時点で53%でした。
ところが、2006年(平成18年)には92.5%と、大幅にアップ。
その後、
大手広告代理店「博報堂」の生活総合研究所が
2011年に首都圏、名古屋圏、阪神圏で調査を実施。
「節分行事で何をしたか?」と尋ねたところ、
「恵方巻きを食べた」との答えが48%、
「豆まきをした」との答えが44%となり、
恵方巻を食べたと答えた人が
豆まきをした人を上回ったとのこと。
節分といえば豆まき、というのが
古くからのしきたりでしたが、
その恵方巻きが、近年になって
全国区の節分の行事として定着しつつあることを示しています。
福を招き入れるための
縁起かつぎの意味がこめられた恵方巻き。
既に体験された方も、恒例の方も、
そうでない方も、
食べる日付と方角をチェックして、
あとはお好みで、節分のイベントとして
気軽に楽しんでみてはいかがでしょうか?
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