そのココナッツオイル、実は、運動能力を高める効果も持っているのです。

ココナッツオイルは、中鎖脂肪酸を豊富に含んでいる点に特徴があります。
そして、中鎖脂肪酸は、持久力とパフォーマンスを上げるという研究報告があるのです。

公認栄養士・自然療法医として、多数のココナッツ本を書いたブルース・ファイフ氏。この方は、ココナッツオイルの健康効果の知識がとにかく豊富で、「ドクター・ココナッツ」と呼ばれるほどのココナッツファンだそうです。
そして、わが国日本でも、ファイフ氏の著書は『ココナッツオイル健康法』として、三木直子さんに翻訳され、入手することができます。

この本では、ココナッツオイルの運動パフォーマンスへの効用を証明する実験が紹介されています。

例えば、マウスを使った動物実験。

・マウスを２つのグループに分ける
・片方のグループのみに、中鎖脂肪酸をまぜたエサを与える
・期間は6週間
・双方のグループに対して、水泳持久力テストを1日おきに行う

【結果】
・初日はどちらのグループも有意差なし
・日を追うごとに、中鎖脂肪酸入りのエサを食べたマウスの方が、長く泳ぎ続けた
・差は開く一方で。調査期間中ずっと差は開き続けた。

さらには、人間を対象とした実験も行われたようです。

・所定の条件をクリアしたサイクリストを選定
・サイクリストに70％の力で2時間ペダルをこぎ続けてもらう
・その後、3種類の飲み物のうち、どれかひとつを飲みながら、タイムトライアルを行う。
・タイムトライアルは40キロ、所要時間は1時間

・3種類の飲み物の中身は以下のとおり。
１．中鎖脂肪酸を水で溶いたもの
２．スポーツドリンク
３．スポーツドリンクと中鎖脂肪酸を混ぜたもの

【結果】
３．を飲んだ場合が、タイムトライアルで最短記録をマークした。

この他にも、中鎖脂肪酸が持久力を高めてくれるという趣旨の研究が多数報告されており、それによると、中鎖脂肪酸は「日常の活動のパフォーマンス」を上げてくれるそうです。

興味深いのは、中鎖脂肪酸を1度だけとった場合と、日常的にとった場合とを比較すると、日ごろから摂取している方が、明らかに高い効果が測定された、という点です。

なので、ココナッツオイルは、スポット的に摂るのではなく、意識的に毎日摂取した方が、高い効用を得ることができると言えそうです。

ちなみに、ココナッツオイルによるカラダへの好ましいインパクトは、アスリートだけに与えられるものではありません。
日常生活を営む私たちにも、ココナッツオイルはその恩恵を広く与えてくれます。

代謝を高めたり、免疫系の機能を向上させてくれたりするのです。
だから、ココナッツオイルは、感染症や様々な疾患から私たちを守って、健康を与えてくれる、いわばシールドのようなものだと言えるかもしれません。

部活でガンガン頑張っている方、スポーツマンの方はもとより、ハードなタスクを抱えて走り続けるビジネスマンの方、ダイエットに挑戦中でエネルギーが不足気味の方、1日の途中でふと疲れを感じたり、つらいな・・・と感じる瞬間がある方なども、ぜひココナッツオイルを試してみて下さい。
少しずつ続けると、カラダが楽になって、意外且つステキなアウトプットが生まれるかもしれません！

では今回はこの辺りで失礼します～☆
長文、お読みいただき、ありがとうございました。

そのココナッツオイル、実は、運動能力を高める効果も持っているのです。

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