11月22日より始まる
この秋No.1の人気ドラマ「下町ロケット」のガウディ計画。
原作は、池井戸潤さんの小説。
[ad#oasis-top]
前半は、ロケット開発をテーマに、
次々とやってくる試練を超えながら、
ロケットの打ち上げに成功した佃たちが、
今度は医療の分野に領域を変え、
心臓手術に必要な人工弁開発に挑むという
場面の大転換が図られます。
実は、ガウディ計画の参考になった
開発プロジェクトが実際に存在します。
モデルとなっているプロジェクトとは、
・大阪医科大学
・福井経編(たてあみ)工業
・帝人
の3社による
子供の心臓病を修復するパッチ開発のプロジェクト。
体内に吸収される糸と
吸収されない糸を組み合わせて編み込むために
成長に合わせて糸が伸びることで、
幼少期に手術を受けた場合でも、
成長後の再手術を避けることができる可能性が高い
という理由から、開発対象として注目されています。
■大阪医大、衣料企業と提携「心臓修復パッチ開発プロジェクト」
衣料用として絹糸を編む技術開発に取り組んできた私たちは、東京農工大と人工血管の共同開発に取り組み、絹製の人工血管の量産技術を開発しました。そして次に挑むのは、経済産業省の「医工連携事業化推進事業」採択を受け、大阪医大や帝人と連携した「自己組織に置換され伸長する心臓修復パッチ」の開発プロジェクトです。国内では新生児を含む小児患者の心臓パッチ手術が年間約1万件あるといわれており、この開発の実現により心臓の成長に伴う再手術の必要がなくなれば、世界中の子どもを救う商品になります。開発に向け当社では、社内各部署からなるチームを編纂。これらの開発を機に、医療分野を新たな事業の柱にしていきます。
出典:https://job.rikunabi.com/2016/company/top/r997810026/
[ad#oasis-mid]
心臓血管外科医 一村の描写に協力したのは
大阪医科大学の根本慎太郎教授。
出典:https://www.osaka-med.ac.jp/deps/tho/intro/about/staff/05.html
根本教授は、1964年生まれ。
新潟大学医学部卒で、
東京女子医大、米国、マレーシア、京都大学で
研究と心臓外科トレーニングを行い、
2006年より大阪医科大学にて
外科学講座胸部外科学教室に勤務されています。
根元教授は、
手術の執刀と大学の研究・教育の
スキマの時間を縫うように、パッチ開発の
打ち合わせのために福井の企業まで出かけることも。
「やりがいのある仕事をしているときは、楽しさしか感じません」
とのコメントを寄せていらっしゃいます。
修復パッチは、早ければ2021年には
実用化できるできるかもしれないとのこと。
まだ7年の月日がかかります。
地道な研究成果が、世の中に必要とされる
カタチとなってリリースされる感動を、
下町ロケットで一足先に味わってみてはいかがでしょうか?
[ad#oasis-down]
[ad#sitamachi]
[ad#headline]