引っ越しの業者選びのコツについては、
前回の投稿「引っ越し見積もり業者比較のコツ」でご紹介しました。

そこで、今回はかしこく&スムーズに引っ越し
するための段取りをテーマに、ご紹介します。

引っ越しまでの主なスケジュール

引っ越しというと、当日の搬出・搬入のイメージが強いですが、
実はそのための準備は案外早くから始まります。

全体の作業ボリュームや、そのための労力を考えると
やることも多いので、スケジュールを概観しながら、
できることを、前倒しで進めておくことが
当日のスムーズな引っ越しにつながります。

まず、引っ越しで通常必要になるおおまかな
作業の流れを、時系列で列挙してみました。

引っ越し決定後

□引っ越し業者の見積もり・予約
□賃貸住宅の解約申し込み
□新居の下調べ
□不用品(粗大ごみ)の処分
□家電やパソコンの処分

10日前

□郵便物の転送手続
□住所変更(新聞や食材宅配サービス等)
□インターネットや電話の移設手続
□新居の家財配置図作成

1週間前

□転居届を出す
□電気・ガス・水道の移転手続
□金融機関の手続き

前日

□冷蔵庫の水抜きや掃除
□貴重品をまとめる
□引っ越し当日に使うものをまとめる

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引っ越し準備も計画的に!

引っ越し業者の選定と同時に、
引っ越し準備も計画的に進めていくと、
引っ越し間際になって慌てたりすることが少なくなります。

引っ越し時の家電類や不用品の処分

特に、引っ越し時に不要となる家電製品の処分は
早めに進めていくと無難。

テレビ、エアコン、冷蔵庫、洗濯機など4品目は、
家電リサイクル法に基づいて、
小売店などが引き取ることが義務付けられています。

また、パソコンやディスプレーもメーカーや小売店などが
資源有効利用促進法や
小型家電リサイクル法に基づいて引き取る形になります。

まだ、使用後の年数が浅く、新しい家電ではあるけれども、
引っ越し時の手間と比較した結果、
処分することを選択する場合には、リサイクル商品として、
現金で買い取ってもらえる可能性もあるので、
見積もりを出してみるのも一案です。

この時も、業者によってかなり引き取り額が
異なる場合があるので、余力があれば
複数の業者に合い見積もり出すとよいでしょう。

粗大ごみは自治体や、回収業者に依頼する形になります。
自治体によって、廃棄時にチケットが必要だったり、
指定日や指定場所があるなど、廃棄方法が異なるので、
各自治体のホームページなどで確認をするとよいでしょう。

引っ越し後に備えた準備も周到に!

引越前に荷物を圧縮することは
引越の負担を軽くする効果がありますが、
そのことだけに気をとられていてはいけません。

不用品の処分に加え、引越準備後に役立つ
ポイントも抑えて準備を進めるがおすすめです。

引っ越し先の間取り図を作っておくと便利

そのためのツールとして、ぜひ手掛けたいのが、
引っ越し先の間取り図の作成。

新居が決まったら、下調べの時に
ぜひおすすめするのが、メジャー持参での間取り確認。
各部屋の寸法を測り、間取り図を作ってみて下さい。

コンセント位置や扉の位置も忘れずに

この時に、部屋の大きさだけでなく、扉の位置や、コンセントの位置を
併せてチェックしておくのがgood。

扉と干渉しないか、
電源コンセントがうまくとれるか、など
あとから確認しながら、配置するものを
あれこれ検討する際に役立ちます。

窓枠の高さや廊下の幅も!

カーテンレールの幅や、窓枠の高さも、
案外見落としがちなので、忘れずチェックしておくと、
カーテン選びの時に困りません。

玄関や廊下の幅と高さを測るのも忘れずに!

手持ちの家財が運び込めるかどうか
あらかじめ確認しておけば、
いざ当日になって、玄関から搬入できない・・・!と
慌てることがなくなります。

また、引っ越し先の間取り図を作ったら、
作業当日に備えて、コピーをとり、自分用と
引っ越し業者(作業スタッフ)用に準備しておくと
搬入作業がスムーズに進みやすくなります。

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引っ越し箱詰めのポイント

箱詰めにもコツがあります。

箱詰めは、本やたまにしか使わない雑貨類や、
季節違いの衣類など、普段使わないものから
始めると、進めやすく、普段の生活にも困りません。

また、入れる物の内容と、箱の大きさを
重さに入れて選びながら進めるとよいでしょう。

重たい本などは小さ目の箱に入れ、
軽い衣類などは大き目の箱に入れるといった具合です。
このようにすることで、持ちやすく、底抜けのリスクを減らした
荷造り(箱詰め)ができることになります。

また、新居で引っ越し後すぐに使いたいもの、
例えば、トイレットペーパーやTV、リモコン類などは
箱をひとつにまとめておくと、取り出しやすくて、
探す手間が少なくてすみます。

春の引っ越しで、案外盲点になるのが、灯油類。
灯油は可燃性のある危険物ゆえ、
搬送を断られることもあることから、あらかじめ
使い切るか、ストーブから抜いておくことをお忘れなく!

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最後までお読みいただき、ありがとうございました。

お引越しがスムーズに進み、
新生活が気持ちよくスタートできますように!

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