春といえばそら豆。
季節を彩る旬の素材です。

大きな皮に包まれた
鮮やかな緑色の豆は、その見事な風貌ゆえ、
絵本の主人公として取り上げられることも!

香ばしい季節の香りを楽しめる
そら豆ですが、季節野菜ゆえ、
適切な茹で方を覚えている方は
案外少ないのでは?

そら豆写真
出典:http://nonbiri-kuraso.com/171.html

そこで、今回は
「そら豆」をテーマに茹で方や
おいしい調理方法、保存方法等について、
以下のトピックでお届けします。

そら豆の茹で方

そら豆の茹で方は、我流も含めて
いろいろあるかと思いますが、
やはり参考にすべきは
本場の産地の方々が実際に行っている方法。

この点、大変参考になるのは、
「はなまるマーケット」TBS系
の過去の放送。

そら豆の産地
「鹿児島JAいぶすき」のそら豆婦人部の方が
「たった3分!塩茹でそら豆の茹で方」を
紹介されていました。

塩茹でそら豆の【材料】

材料はとってもシンプル

●そら豆 … 200g(約40粒)
●水 … 50cc
●塩 … 小1/2

塩茹でそら豆の【作り方】

①そら豆は軽く水洗いする。
②①をフライパンに入れ、水と塩を加えて、強火でよく混ぜる。
③フタをして沸騰させた後、時折かき混ぜながら強火で3分加熱。
④薄皮が軽く破れたら、完成!

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ポイントは、「茹でる時に蓋」をすること。
蒸し上げるように茹でるとおいしく仕上がります。

また、ひと手間を惜しまない方は、
そら豆の黒い筋の部分に、
茹でる前に少し切り込みを入れておくと、
あとから皮が剝きやすくなります。

なお、
茹でた後、冷水にとる方もいるようですが、
個人的には、水にさらさずに
枝豆と同じように、
ざるなどに揚げてのまま冷ます方が
水っぽくならずにすむように思います。

塩茹でそら豆の【簡単レシピ】

そら豆は、いったん塩ゆでしておくと、
いろいろなお料理にパパッと使えます。

例えば、
・薄皮を向いてご飯に混ぜる→「そら豆ご飯」
・崩した豆腐とごまと和える→「そら豆の白和え」
・そら豆をベーコン、アンチョビと炒める→「アンチョビ炒め」
といった具合。

そら豆は緑色が鮮やかなので、
お料理の彩りに添えてもよく映えます。

そのまま食べるのも美味しいですが、
サラダやゼリー寄せの具材にしても
とっても綺麗ですよ!

また、
そら豆は、香りもよいので、
スープやソースに使うこともできます。

スープを作る場合は、
玉ねぎをよく炒めて飴色にし、
そら豆を加えて、ミキサーにかけることでポタージュに。

ちょっと凝った料理を作りたいなら、
そら豆をミキサーして
生クリームや塩コショウで味を調えると
立派なソースになります。
白身魚のグリルなどとも相性ピッタリです。

焼きそら豆の楽しみ方

塩茹でと並んでおすすめなのが、
焼きそら豆。

こおばしいそら豆そのものの風味を
シンプルに、凝縮して味わうことができます。

焼き方はいたって簡単。

①さやに付着している汚れを除く
②魚焼きグリルに並べて、真っ黒になるまで焼く。
(だいたい5分ずつ両面焼き)
③さやをむいて、そら豆をとりだす。
④お好みで塩などかけていただきます。

焼きたてアツアツが断然美味しいです!

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皮が真っ黒になるまで焼いて大丈夫?
と心配になるかもしれませんが、ご心配なく。

そら豆は、肉厚のさやに守られているので、
逆にそれぐらい焼かないと、
中のそら豆に具合よく火がとおりません。

そら豆レシピのリンク集

以上、塩茹でそら豆と焼きそら豆について
ご紹介しましたが、そら豆の楽しみ方や
そら豆を使ったレシピは豊富にありますので、
主な料理サイトの「そらまめ」レシピリンク集をまとめました。

そら豆のいろいろな食べ方をチェックして
春の味覚をご堪能下さい。

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おいしいそら豆の【見分け方】

さて、
そら豆の茹で方やレシピとともに
知っておきたい”豆知識”があります。

それは、
「おいしいそら豆」の見分け方。

おいしいそら豆を見分けるポイントは、
「さやの緑色」にあります。

鮮度がよいそら豆ほど、
さやの緑色は鮮やかでつやつやしています。

鮮度が落ちてくると、
皮は茶色っぽくなります。

また、
ふっくらと膨らみ、持ったときに
重みを感じるそら豆だと、
中の実もよく育っています。

ぜひ店頭で鮮度を見分けて、
おいしいそら豆を買い求めましょう。

なお、
そら豆は、さやに包まれている方が
鮮度が落ちにくいのですが、
最近は手間を省くために
さやなしで売られていることも。

さやの外では
そら豆の劣化も早いので、
早めに食べるのがおすすめです。

そら豆の【保存方法】

ソラマメは乾燥しないよう、
ビニール袋に入れて、野菜庫で保存して下さい。

新鮮なうちに、
なるべく早く調理した方が
おいしくいただけます。

そら豆は、冷凍保存もできます。
長期保存したい場合は、
かならず塩茹でしてから冷凍して下さいね。

そら豆の茹で方は、
冒頭でご紹介した方法をご参照下さい。

冷凍する場合は、茹で時間を
若干短めにするとよいでしょう。

鮮度を保つため、茹でたてのそら豆を
まだ温かいうちにステンレスバットなどに並べ、
冷凍庫で一気に冷やして凍らせて下さい。

冷凍になったそら豆は、
保存袋に入れて保存すると霜焼けしにくいです。

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ぜひ
旬の味をご家族でお楽しみ下さい。

最期までお読みいただき、ありがとうございました。
どうぞ他の投稿もごゆるりとお楽しみ下さい。

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