キュボロは、玉の道の中でも、
ある種王者的存在です。

実際に、
キュボロを持っていて、
自分で作ったり、子ども達が作るのを
日々間近に見ていますが、
すごく不思議なキューブです。

基尺は5センチ。
正方形で、それぞれの積み木に
いろんな穴があいています。

それらを立体的につなげながら、
玉の道を作っていくことになります。

今回は、
そんなキュボロをテーマに、
●キュボロの特徴や、
玉の道の王者として
●キュボロがおすすめである理由、
そして、
●自作キュボロの超大作動画
等をご紹介いたします。

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キュボロの特徴は?作り方のコツ

キュボロには、特徴があって、
直線の溝は「水平」に掘られています。

なので、
ビー玉を道の上に置くだけでは、
勝手に動いていきません。

ビー玉に、勢いをつけるための
積み木の工夫を、
自分で考えないと、ビー玉は
途中で止まってしまうので、
素敵な玉の道はできません。

逆に、
物理の法則をうまく活用すると、
重力の力に引っ張られるように、
スムーズにビー玉が転がり、
曲がり、落下して、
まるで生き物のように動き始めます。

また、キュボロには、
もうひとつ、特徴的な部分があります。

それは「トンネル構造」。
積み木の内部に、トンネル状の
穴が掘られているため、
ビー玉が、無数のトンネルを通り、
ときには姿を消しながら、
ゴール地点まで滑走します。

見えたり、見えなかったりする楽しみ。

そもそも、
小さいこどもたちって、
なにかと「いないいないばぁ!」が大好き。

少し成長して大きくなったあとも、
ブリオなど、木のレールおもちゃでも、
いろいろなパーツの揃うプラレールでも、
トンネルって、子ども達にとっては
ワクワクする存在だったりしますよね?

キュボロの場合、トンネルは、
組み方次第では、かなり長いものを
作ることができます。

しかも、
立体的に積み上げた積み木の、
内部構造のつながりを、
上手く理解しながら組まないと、
ビー玉は、転がりません!

そういう意味で、
キュボロを組むという作業は、
●物理学の法則をとらえる、
●内部構造を洞察する、
●立体を組む
という3つの要素を含むので、
ある意味とても「アタマを使う遊び」です。

そして、
その結果得られるものは・・・

●「自分で考える」楽しみ
●「自分で作る」楽しみ
●「自分で完成させる」楽しみ

考えて、作って、成功した時の
達成感は、大作になるほど大きくなります。

キュボロの組み合わせ方は
無限大。

また、
キュボロは拡張性に優れています。

クゴリーノ・ヒットと
呼ばれる装置などもあり、転がる玉の
加速度や変化を
立体的に楽しむことができます。

繰り返しになりますが、
キュボロを組む際には、物理の法則を考え、
目に見えない空間の中の
トンネルのつながり方を読まないといけません。

特に、男の子など
空間把握力を磨いてあげるのに有益で、
トライ&エラーを繰り返す習慣(挑戦する力)や
集中力も養うことができます。

子供のおもちゃとあなどることなかれ、
大人も一緒に遊べたりしますよ!

なので、暑い日、寒い日、雨の日に、
親子遊びするオモチャとしても、
おすすめです。

最近の子ども達の遊びといえば
なにかとゲームに偏りがちですが、
手先とアタマを使い、
大人も子供も一緒になって、
家族で夢中になれる玩具という意味で、
キュボロは秀逸です!

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キュボロ自作動画が凄い!

キュボロの超大作動画を見つけました。

こんな遊び方ができるなんて、
キュボロの世界はなんて奥深いんだろうと
思わず見入ってしまいました。

これは、普通の積み木では
到底作れませんし、まるで
木のブロックの塊のように迫力があって、
まるで迷路のように道が張り巡らされている
トリック感は、キュボロならでは。

キュボロの難点とは?どう理解すべき?

ちなみに、
キュボロの難点といえば、
価格が高いことでしょうか?

スタンダードでも、
1つの箱が2万とか、3万とかします。

Cuboro/クボロ(キュボロ)社 クボロ(キュボロ) スタンダード cuboro standard【正規輸入品】
Cuboro/クボロ(キュボロ)社 クボロ(キュボロ) スタンダード cuboro standard【正規輸入品】

その値段をみただけで、
感覚的に高っ・・・!と
尻込みしそうになりますが、
実際の積み木を手にとってみると、
その理由はちょっぴりわかるかもしれません。

キュボロはスイスで生まれたおもちゃですが、
精度がとにかく凄い。

立体を積み上げていくと、
ズレることなく、ゆがむことなく、
建物のようにピタリと積み上がります。

そして、その硬い木の中に、
どこまでも美しいラインで
穴が緻密に彫られています。

積み木は積み木でも、
おもちゃの積み木は千差万別。

ただの木の切れ端なら安いですが、
縦、横、高さの精度をキッチリあわせた積み木は
それなりの値段がするものです。

そのかわり、
どんどん上に積み上げても崩れないので、
本当の積み木遊びを楽しむことができます。

したがって、
キュボロについても、
値段の高さを理解するためには、
ただの「子供のおもちゃの積み木」というよりは、
精度の高い木の建造パーツ」として
キュボロを考えてみてはいかがでしょうか?

ひとつ言えることは、
キュボロをはじめ、高品質な木のおもちゃは、
よくありがちな、
プラスチック製の、年齢を選ぶおもちゃと異なり、
ある意味、次の世代にも引き継ぐことができる、
「息の長さ」を持ち合わせているという点です。

ぜひ、
子供のおもちゃとして、
一時的な利用にとどめるのではなく、
親子で一緒に遊び、知恵を伸ばすための
家族団らんのアイテムとして、
活用してみてはいかがでしょうか?

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