冷え込みが厳しくなる時期、
車でのお出かけに欠かせないのが
スタッドレスタイヤ。

タイヤの性能の良し悪しは、
時にひとの命を守る場面で
大きく影響する大切なもの。

価格だけではなく、
性能にも注目して選びたいものです。

前回は、こちら↓の記事をご紹介しました。
スタッドレスタイヤいつから交換時期は?オールシーズンタイヤも

そこで、今回は、
●スタッドレスタイヤの性能比較をテーマに、
●売れ筋ランキングを
ご紹介します。

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スタッドレスタイヤは何故滑る?

そもそも、凍結した路面で
車が滑る原因は何なのでしょうか?

実は、
凍結した道を車で走ると、
路面に水の膜が生まれます。

この水の膜が原因で、
車のタイヤが道路をグリップする力を弱め、
滑りやすくしてしまうのです。

そこで、
スタッドレスタイヤは、
路面で生まれた水の膜を
タイヤの微妙なくぼみでとらえ、
タイヤを路面に密着させることにより、
滑りにくくするというコンセプトで
開発されています。

高性能、滑りにくいスタッドレスタイヤは?

各社とも、新商品が
2、3年のサイクルで販売され、
凍結した路面でより滑りにくい
性能を維持できるよう、商品の改良が
行われてきました。

代表的な商品は
ブリヂストンの「ブリザック」。

そして、
横浜ゴムの「アイスガード」。

特に、ブリザックのVRXは、
同社のスタッドレスタイヤの中でも
最も性能が高い商品と言われています。

タイヤ表面に施された
微細なくぼみで氷雪路面の
水の膜をとらえ、車が滑りにくくなる
構造となっています。

気になる
メーカーの希望小売価格は、
コンパクトカー用1万8684円/本、
ミニバン用2万3544円/本。

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スタッドレスタイヤの寿命

スタッドレスタイヤの
コストパフォーマンスを考える上で、
価格と寿命は、結構重要な要素だったりします。

スタッドレスタイヤの寿命は、
一般的な目安として、
これまでは、冬期を2~3シーズン越すと、
取り替える必要がある場合が多かったようです。

しかし、
最近はコストベネフィットの観点からも、
より長持ちさせる、寿命長期化のための
改良も進んでおり、
さらに1、2シーズン長く使える商品も
出てきました。

例えば、超密着構造でありながら、
寿命を延ばした一挙両得の商品として、
住友ゴム工業の「ウィンターマックス」があります。

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出典:http://autoc-one.jp/news/1160993/

こちらは、
2016年8月に新発売された商品で、
ゴムを長持ちさせるための新開発成分を
混ぜ込むことで、タイヤの減りを抑え、
スタッドレスタイヤを長持ちをさせる一方で、
超密着名のフィットゴムを採用。

なんでも、
同社の従来製品に比べて、凍った路面上で
止まるまでの制動距離が12%も短くなるなど、
滑りにくさも性能アップさせたのだとか。

店頭価格は、ミニバンにも使えるサイズが
4本で9万前後となっています。

スタッドレスタイヤおすすめと人気の売れ筋は?

スタッドレスタイヤを選ぶ上で、さらに
気になるのが、どのグレードと価格の商品を
選ぶべきか、というところではないでしょうか。

そんな時、
ひとつの参考になるのが、売れ筋商品。

実際、例えば、昨冬どのような
スタッドレスタイヤがよく売れたかを見ると、
市場での人気商品の相場がわかります。

コンパクトカー向け

①ノーストレックN3(オートバックスセブン)
②ブリザック レボ GZ(ブリヂストン)
③アイスガード トリプル プラス(横浜ゴム)
④ウィンター マックス 01(住友ゴム工業)
⑤ガリットG5(東洋ゴム工業)

ミニバン向け

①ブリザック レボ GZ(ブリジストン)
②ノーストレックN3(オートバックスセブン)
③アイスガード トリプル プラス(横浜ゴム)
④ウィンター マックス 01(住友ゴム工業)
⑤ブリザック VRX(ブリヂストン)

これらは、オートバックスでの
売れ筋ランキングですが、
コンパクトカー、ミニバンの
どちらにもランキングしている商品もあり、
人気の高さがうかがわれます。

今年は、さらに新たな製品が生まれ、
ラインナップに加わっているので、
性能、寿命の面から、
巻き返しが図られるかもしれません。

スタッドレスタイヤの値段はけちらない方がいい?

雪道や凍結道路で、
大切な人の命を守ることになる
スタッドレスタイヤ。

4本まとめての購入で、価格を見ると
思わず躊躇しがちですが、
人命も愛車も、怪我をしてから後悔しては遅いもの。

うっかりスリップすると、
タイヤ代をはるかに超える
思わぬ代償を払うことになりかねません。

そうしたこともあり、
口コミを見ていると、やはり
価格と性能で商品選びに迷ったときは、
「タイヤには投資すべき」との意見をお持ちの方も
根強くいらっしゃるようです。

ぜひ、人気の商品情報や
こうしたご意見を参考にしつつ、
慎重かつ納得のいくタイヤ選びをなさってみて下さい。

スタッドレスタイヤいつから交換時期は?オールシーズンタイヤも

最後までお読みいただき、ありがとうございました。
他の記事もどうぞごゆるりとお楽しみ下さいませ。

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