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ココナッツオイル+ご飯でカロリーOFFの仕組み

実際に、ココナッツオイルを入れて炊飯することによって、
お米の構造を変えることができるとの研究報告が、
スリランカの研究チームよって明らかにされています。

お米は、
すぐに消化されてグルコースになる可消化でんぷんと、
人間には消化できない難消化性でんぷんからできています。

研究の結果、
お米を炊く時に、少量のココナッツオイルを加えるだけで、
可消化でんぷんの構造に変化が起きて、
難消化性でんぷんに変わるということが発見されました。

さらに、ココナッツオイルを入れて炊いたご飯を
12時間冷やすことで、構造変化が促進されるとの
結果が得られています。

可消化でんぷんが消化吸収されやすいのに対して、
難消化性でんぷんは、その名のとおり、
カラダに吸収されにくい性質を持っています。

そのため、
お米が難消化性でんぷんに変化することにより、
同じ量のごはんを食べても
カロリーOFFとなり、
結果的に摂取カロリーを減らすことができる、
というのが、ダイエット効果にかかわるメカニズムです。

温めなおしてもカロリーOFF効果は健在

なお、12時間冷やしたココナッツオイル入りのご飯を
温め直しても、難消化性でんぷんの性質は失われません。

たとえ温めても、カロリーOFFの効果を
同様に得られるので、食べる前に、
電子レンジで再加熱すれば、
ホカホカご飯を美味しくいただくことができます。

ココナッツオイルの香りが気になる時の工夫

ところで、カロリーOFFについては大きなメリットのある
ココナッツオイル入りご飯ですが、
もし、デメリットを挙げるとするなら「ココナッツ臭」があること。

ココナッツオイルを入れて炊飯すると、
炊きあがりのご飯に、ココナッツの香りが残るのです。

どうにも、ココナッツオイルの香りが気になるようであれば、
カレーライスやハヤシライスとして食べるのも一案。

個人的には、ココナッツオイルはナンプラーと相性がよいので
ナンプラーを常備して、調理時に愛用しています。

ナンプラーは、塩と魚を原料に作られるシンプルな発酵調味料。
味が引き締まるように感じるので、ナンプラーとココナッツオイルを使った
中華風のチャーハンを拵えて、エスニックな感じの味わいを愉しむことも。

とはいえ、健康効果を重視するのであれば、
ココナッツオイル入りのご飯を継続することになるでしょうし、
人間というのは不思議なもので、
繰り返しているうちに、次第に味覚も慣れてくるのではないかと思います。

ダイエットのために食べること自体を我慢するよりは、
ココナッツの香りがほんのり残るご飯を気兼ねなくいただける方が
ストレスも少ないと思いませんか?

まだ始めていない方は、ぜひココナッツライフ、お試して下さい!

それでは、最後までお読みいただき、ありがとうございました。
次回の投稿を楽しみにお待ち下さいね~☆