先日の記事では、
ガッテン流酢玉ねぎの作り方を
ご紹介しました。
今回は、
酢玉ねぎを入れておく
保存容器をテーマに、
以下のトピックでお届けします。
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酢玉ねぎの保管にプラ容器はNG?
普段みなさまは、
冷蔵庫で保管するときに
どんな容器を使われていますか?
おそらく、
プラスチックのタッパー等が
多いのではないかと思います。
軽くて、蓋もぴったり閉まり、
積み上げることができる上、
うっかり落としても割れる危険がないので
扱いやすいのがタッパー類のメリット。
特にタッパーウェアのタッパーは
不思議で、実際に使った感じでは、
野菜を保存しておくと
劣化しにくい印象です。
InRed&GLOW特別編集 A Smart Life with Tupperware 【スナックカップ4個付き】 (e-MOOK)
しかし、
プラスチック製のタッパー容器は、
酢玉ねぎをはじめとした「酢の物」を
入れておく容器としては
避けた方が無難なのです。
これには、理由があります。
お酢の性質、適切な保管容器の素材は?
お酢の主成分は「酢酸(さくさん)」です。
それゆえ、お酢は「酸性」です。
プラ容器は酸に対して弱いので、
長くお酢を入れておいておくと、
容器の成分が溶け出したりする
おそれがあります。
一方、
「ガラス」は酸に強いと言われています。
「ステンレス」や
「琺瑯(ほうろう)」も同様で、
酸に対する耐性があります。
なので、
プラスチックを避けて、
ガラスやステンレス、琺瑯といった、
酸に強い素材でできた容器を選んでおけば、
お酢の成分が溶けだす心配がないので、
安心して酢玉ねぎを入れておくことができます。
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スーパーなど行かれた際、
ぜひ実際に、
店頭で売られている調味料を
観察してみて下さい。
醤油やみりんはプラスチック製の
ボトルに詰められているのに、
お酢だけは、軒並み瓶詰めですよね?
メーカーにとっては、瓶詰にすることで
プラ容器からの溶けだしによって、
お酢の品質が下がらないよう、
商品のクオリティーを維持する目的が
あるものと思われます。
酢玉ねぎの保存容器おすすめは?
さて、
酢玉ねぎは、ガラス容器はOKなので、
「瓶」に入れておけば、基本大丈夫です。
それゆえ、
最も手軽にすませようと思えば、
ジャムなどの空き瓶を洗って
再利用するのが、最もコストがかかりません。
一方、
毎日食べるとなると、
日常的に使う容器に関して、
少しはキッチンでのお洒落さも
楽しみたい…という欲も出てきたりするもの。
そこで、
酢玉ねぎの保管容器として
実際に管理人が愛用している容器を
ご紹介します。
今、管理人が愛用している容器は、
Weckと野田ホーロー。
Weckはドイツのキッチンブランドで
「ガラス」製です。
★WECK (ウェック) TULIP SHAPE (チューリップシェイプ ) 500ml (口径Lサイズ) WE-744 [cosme]
一方、野田ホーローは、
日本のメーカーで、容器は
「琺瑯」でできています。
どちらも、シンプルなカタチと
使い勝手のよさで
定評があるメーカーです。
Weck
Weckはドイツが発祥の地。
お洒落な雑貨を扱うお店として
知られるActus(アクタス)でも
ディスプレイに取り入れられるほど
様々な形状があり、古くから愛されている
保存容器の定番ブランドのひとつです。
有名なエリックカールの絵本の
挿絵にも出てきますが、
ドイツの家には、地下倉庫があって、
自宅で様々な瓶詰を作って保管するのだそう。
そんな保存瓶詰作りのための容器として
ラインナップされているのがWeckの
シリーズなのですが、
どの容器もちょっぴりレトロなテイストで、
形が愛らしく、とにかく見た目がお洒落です。
http://search.rakuten.co.jp/search/mall/%E3%82%AD%E3%83%A3%E3%83%8B%E3%82%B9%E3%82%BF%E3%83%BC+weck/
こちらは、Weckを使った
保存食品の作り方を紹介した本。
酢を使ったレシピもあるほか、
ケーキのレシピまで
掲載されているのには驚きました。
WECK COOKING
Weckはガラス製ゆえ
中身が見えやすく、
冷蔵庫からの出し入れが楽ちん。
テーブルに置いても映えます。
野田琺瑯(ほうろう)
野田ホーローは、
ホーロー製なので、割れる心配がなく、
Weckより重たくないので、
扱いやすいです。
オフホワイトで、質感もよく、
いろいろな大きさがあります。
Weckがもともと保存瓶として
ラインナップされているのに対し、
野田琺瑯は、「保存容器」として
作られ、洗練されてきました。
そのため、
Weckはどの容器も
鍋で煮沸できる形状になっている
のに対して、
野田琺瑯は、四角く、Weckにはない
底が広く、大容量の容器も揃っています。
↓例えばこんな容器。
酢玉ねぎの容器としては大きすぎますが、
ぬか漬けを作るためにはぴったり。
プラスチックほど
臭いうつりしないので、
使い勝手がよく、とても便利です。
難点は、ガラス製ではないので、
Weckのように、ぱっと見て
中身が判別できないこと。
複数同じサイズの琺瑯容器を
使っていると、全部冷蔵庫からとりだして、
蓋をあけないと、目的のものに
たどり着けない場合があります。
ガラスと琺瑯では、
質感や素材が違うので、
使い勝手もそれぞれ違いますが、
どちらもメリット・デメリットがあり、
使い込むほどに馴染みます。
酢玉ねぎに限らず、
カレーなど色やにおいのきつい
料理を入れても、
プラスチック容器のように、
着色したり、においが残ったりしないので、
衛生的にも気持ちよく、
結果的に長く愛用することができます。
最期までお読みいただき、
ありがとうございました。
どうぞ他の記事もごゆるりとお楽しみ下さい。
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