前回の投稿では、
頭脳をフル稼働させ、かつ
運動能力を鍛えてくれる
トランポリンの驚くべき運動効果
についてお話ししました。

繰り返しになりますが、
トランポリンで跳ぶことは
一見軽い遊びのように見えますが、
カラダ全体を動かす「全身運動」なのです。

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シンプルな運動にもかかわらず、
高い運動効果を得られるので、
大人の場合だと、ダイエット目的、
シェイプアップのために用いる人が多い
トランポリンですが、大人だけではなくて
幼い子供たちも存分に楽しめるのが
トランポリンの特徴!

簡単でシンプルな運動だからこそ、
幅広い年齢層から支持されるのですね。

子供たちは「跳んだり跳ねたり」がどれぐらい好き?

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ふわふわドーム」ってご存知ですか?

トランポリンに似た体感を得ることができる
大型の遊具で、トランポリン遊びを体感できます!

そもそも、
管理人がトランポリンを購入しようと
思ったきっかけは、とある牧場に遊びに行ったところ
大きなアメリカ製のトランポリンが設営されていて、
子供たちがとても楽しそうに遊ぶ姿を
目の当たりにしたことにあります。

fuwafuwa02
出典:http://www.taiyotent.jp/010_environment/detail.php?id=2

ご自宅にトランポリンをお持ちではなくて、
まだ一度も試したことがないという方は、
もしトランポリンがあったらどうなるのかを
イメージしにくいかもしれません。

その場合は、子供たちがどれほど
跳んだりはねたりする遊びが好きなのかを
こうした遊具で試してみるのも、よいかもしれませんね。

ちなみに、
トランポリンに関しては、こんなツイートも。


tranpoline05


そう。
子供だけでなく、大人もはまってしまうのがミソ^^!

最初は子供目的だったのが、いつの間にか自分も楽しくなって、
トランポリン好きになってしまうかも・・・ですよ^^

恐るべし、トランポリン。

子供の運動能力の発達とトランポリン

さて、
大人たちにも子供たちにも
大人気のトランポリン。

トランポリンは、楽しく遊びながら、
子供たちの運動と発達を自然なカタチで
サポートしてくれるたのもしいツールです。

子供たちの運動神経の基礎は、
一説によると「10歳まで」に作られると言われています。

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赤ちゃんは誕生後、新生児、
ねんねの時期を過ぎ、
つかまり立ちやつたい歩きが始まります。

一人歩きに移行した後も、最初はヨチヨチ歩きで、
何度もこけたり、失敗を繰り返しながら上手になります。

そして、わずか数年のうちに
ひとりで上手に走れるようになり、
みるみる運動能力を開花させていきます。

(子育ては大変ですが、人間の成長の神秘の一端を
垣間見ることができるので、とても面白いです☆)

ところで、
興味深いことに、こうした子供の成長の過程で、
子供たちが爆発的な情熱をもってカラダを
動かそうとする時期があるというのです。

モンテッソーリが気付いた運動の敏感期

運動の敏感期」という言葉をご存知ですか?

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出典:http://montessori.jp/maria/

幼少期の子どもたちの成長をつぶさに検証した医師、
モンテッソーリは、子どもたちが成長する過程で
全力投球で運動への意欲を高める時期がある
ということに気づき、その法則を示しました。

運動の敏感期には、
カラダの筋肉を自分の思い通りに
自由自在に使いこなせるように調整するために、
ありとあらゆ動きを全力投球でする時期で、
一般的には、3~7歳頃だと言われています。

個人差はあるかと思いますが、
目安としては、年少さん~小学校中学年ぐらい。

子どもたちが夢中になる主な活動は
大きく分けるとこんな感じで分類できます。

1.体全体を大きく動かす
2.バランスをとる、つまり、平衡感覚や均衡感覚
3.肩と腕を一緒に使う
4.指先を使う

トランポリンは、これらの活動のうち、特に
1、2、3をかなり強力にサポートしてくれます。

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ちなみに、大人になるにしたがって、
しんどいことを避ける「省力主義」になっていくらしいので、
運動の敏感期は、いわば発達過程にある
子供たちだけが受け取ることのできる特別な「贈り物」。

そして、子どもたちが自分の運動能力を
高めたいという要求を示すタイミングで、
適切にその要求をサポートできるツールがあると、
さらに能力を強化、開花させる手助けになるのです。

幼稚園や保育所の工夫にはヒントがいっぱい!

おむつ外しのためのステップ(誘い方や使うツール)や
イヤイヤ期対策をはじめ、
保育所や幼稚園で、保育士さんたちが
実際に子供たちと接する中で行っている取り組みには
家庭で育児をする上でも参考になることが多いのですが、
実際に、わが子が通う施設では、
トランポリンが取り入れられています。

先生の見守りのもとで、子どもたちが
トランポリンで跳んで、心身を鍛えることが
できる環境が整えられているのです。

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近所の幼稚園では、
通常の保育時間のあとに希望者を募り、
体操教室を開催しているところもあります。

カラダを動かすことでバランス力が鍛えられ、
転倒しにくくなり、子供の怪我も減るとあって
人気を得ている様子。

このような実例からもわかるように、
トランポリンは、子どものカラダの発達を促し、
カラダを鍛えると同時に、頭脳も鍛えてくれる、
大変優秀なツールなのです!

遊びながらカラダと頭脳を鍛える

トランポリンがよいのは、
子どもたちにとっては、遊び道具として楽しめる点です。

3歳〜10歳の子どもが、
難しいことを強要されて、指示通りに続けることは
とても難しいですよね?

そう。

子供のお気に入りの遊びとして定着し、
長く楽しまれ続けるためには、
先生や親など、大人たちにあれこれ指図されることなく
遊び感覚」で、自分たちのやりたいように
自然に取り組める、という点がとても大事です。

この点、トランポリンはとても適しています。

子供たちが抵抗なく楽しめる上、
室内の限られた空間の中で、
かなりの運動ができて、
かつ、頭脳まで鍛えることができるのです!

数学的センスにつながるこんな付随効果も!

実は、わが家では、3歳の頃に
子どもの方からリクエストがあったので、
本人の希望で数字表を壁に貼っています。

トランポリンで跳びながら、
何回跳んだか知りたいらしく、
数を数えてほしいと言われました。

まだ、自分で数えることができないときは、
「かぞえて!」とリクエストして
親に数えてもらっていましたが、
そのうち自分でカウントするようになりました。

気がついたら、大きな数字を読めるようになり、
1,2,3,4・・・100、200・・・と
まさに”体感的”に数の増え方を覚え
意味する中身を理解した様子です。

わが子の場合は、
「トランポリンで跳ぶ回数」だったのですが、
小さい子にとっては、
1→●
2→●●
3→●●●
という具合に、実際のボリュームを
目で見たり、手で触ったり、
具体的に「感じながら」数字の意味を
伝えていくと、スッと入りやすいようですね。

tomato02

夏には、しきりにお皿に盛りつける
プチトマトの数を数えては、
個数を確かめたりもしていました。

面白いことに、一度数字を知ると、
いろいろなところに表現されている
別の数字の使われ方にも
子供の興味は広がっていきます。

例えば、カレンダー。
ひとつずつ増えながら、
1カ月が構成され、
1カ月毎に数字が増えながら、
1年が12カ月で構成されていることを、
自分でカレンダーをめくりながら確かめていました。

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あるいは、本のページ数。
辞書の後ろには索引がついています。
そこで調べたページの数を
調べることで、探したいことばの
意味を知ることができる、ということなどにも
熱心に関心を向けていました。

トランポリンは、脳に刺激を与え、
体躯を強化するだけでなく、幼児の
数字への関心まで自然に高めてくれる
というのは、当初想定していなかった
嬉しい誤算でした!

ところで、メリットばかり書いてきたトランポリンですが、
デメリットもあります。
使い方を誤ると、大きな怪我に発展することも。

次の投稿では、「トランポリンが持つ危険」をテーマに
お話ししようと思います。

長文、最後までお読みいただき、ありがとうございました☆
他の投稿もどうぞごゆるりとお楽しみ下さい。

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