GWに、お盆に年末年始と、
長期休暇が近づくたびに
帰省や旅行でお出かけの
プランをたてる方も多い時期。

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小さな赤ちゃんがいらっしゃるご家庭では
ベビー連れの旅行をどうしようかと
悩まれる機会も増えるかと思います。

そこで、
今回は「赤ちゃんと旅行」を
テーマに、知っておくと
慌てないお役立ち情報として
以下のトピックでお届けします。

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赤ちゃんと旅行!ママにも必要リフレッシュ!

ドキドキの妊娠と出産、
そして始まる育児の日々。

子供たちの笑顔と寝顔は
カワイイ一方で、
朝に夜に365日休暇なしの
母親業は、仕事以上に大変な
場面も正直多いですよね?

日々忙殺され、様々な制約もある中、
自分のしたいことを
我慢しなければならないことも多い
この時期、気分転換を兼ねて
リフレッシュしたいと思う
お母さんたちも多いのではないでしょうか。

一方で、
赤ちゃんを連れての旅行には
なにかと不安がつきまとうものです。

赤ちゃん旅行ママ不安
出典:http://i2.wp.com/select.mamastar.jp/interspace/wp-content/uploads/2015/08/1440406183-0edb989fc7799488448751739d2929df.jpg

そして、出てくる大量の疑問。

●そもそも、
何歳ぐらいから赤ちゃんは
旅行ができるの?

●ベビー連れで旅行をするとして、
移動手段はどうしよう?

●おむつに着替えに、食事に・・・
ベビーの分だけで、
荷物大量なんだけれど・・・

●ベビーベッド持ってくわけにいかないよね。
ねんねの時、どうしよう?

●どこに宿をとるのがいい??

などなど。。
挙げること尽きません。

そこで、
自身の経験や口コミをもとに、
ひとつずつひも解いてみたいと思います。

赤ちゃんの旅行はいつから?

生まれたばかりの頃は
室内で過ごす赤ちゃんも、
生後1か月を過ぎた頃から
外気浴やお散歩など、
次第に外の空気を吸う機会が増えていきます。

とはいえ、
お宮参りにしても、
通常ご自宅の近くで行うケースが
多い印象。

宿泊を伴う旅行など、
赤ちゃんを連れてのいわゆる遠出は
いつ頃から行けるのでしょうか?

この点、
育児書には、ひとつの目安として、
生後6か月」と書かれているのを
見たことがあります。

また、
検診の際のドクターからの回答では、
特段の決まりがあるわけではない」とのこと。

しかし、
管理人の時には、
大事をとって、ゆっくりめの月齢での
無理のない旅行をおすすめされるケースが
多い印象でした。

成長には個人差がありますが、
生後3~5か月、
首がしっかりとすわってくると、
次第にお出かけもしやすくなります。

とはいえ、
この時期はまだ免疫も完成されておらず、
移動するだけでも疲れやすかったりと、
赤ちゃんの遠出にリスクはつきもの。
トラブルの発生もないとは限りません。

気候や赤ちゃんの体調にもよりますが、
実際に、管理人自身は
ベビーが1歳を過ぎた頃であっても、
数時間の新幹線での移動をした翌日、
朝は大丈夫だったものの、
昼前に突然39度近くまで発熱し、
旅先であわてて病院にかけこむ
といったことも経験済・・・。

よって、
リスクも含めた赤ちゃんのお出かけを
最終的に判断をするのは、
やはりママやパパで、
不安が大きいときには無理をせず
慎重に判断するのが無難ではないでしょうか。

旅行のプランを考える時に注意すべき点

そうはいっても、ご家族で移動する
タイミングの都合もあり、
諸事情でどうしても長距離移動が
必要になる場面もあることと思います。

そこで、もし、
赤ちゃんと長距離移動することに
なったとき、ぜひ押さえておきたい
ポイントを挙げてみました。

●移動手段
●移動にかかる時間
●ママの体調
●お世話の場所
●持ち物と荷物の量
●宿泊時にはねんねとお風呂の環境確保

赤ちゃんとの移動手段をどうする?

移動手段は、
もし、「」を選べるのであれば、好都合。

電車や飛行機など公共交通機関に比べて
何かと融通が利きます。

赤ちゃんが泣き始めても、

車内はいわば家族の個室状態で、
公共交通機関を利用しているときと異なり、
周囲に迷惑をかけるという
気兼ねをあまりせずにすみます。

その上、時間に拘束されにくく、
赤ちゃんが揺られながら
ウトウトねんねしてくれることもある上、
途中で休憩をしたり、
立ち寄り先も柔軟に変更可能。

車酔いのリスクはありますが、
嘔吐などトラブルが発生したときも、
フレキシブルに対応できます。

なにより、
赤ちゃんと一緒に大量の荷物を持って
移動する負担から解放されます。

赤ちゃんと荷物をかかえての
移動って本当に大変。

まして、上のお子様がいる時は
さらに負担感が増すので、
車が利用できる場合には問題なしですが、
公共交通機関を利用する場合には、
旦那様の協力を求めるなど、
極力ママにとって負荷の少ない方法を
選ぶことは、旅のプラニングをする上で、
とても大切だったりします。

移動時間の長短で変わる赤ちゃんへの負担、対策は?

移動にかかる時間が長くなると、
旅の途中のどこかで
赤ちゃんのぐずりに出くわす可能性も
高くなります。

ベビーちゃんによって
個人差もありますが、
眠たくなると大泣きする子も
多いのではないでしょうか?

また、
たとえ車での移動だったとしても、
逆にチャイルドシートが苦手で、
拘束されている時間が長くなると、
大泣きし始める子もいます。

声が枯れそうなほどずっと泣き続けると、
ママは心が痛むし、
ハンドルを握るパパも集中しづらいことも。

赤ちゃんとこれまで遠出をしたことがない、
という状況の中、
いきなり本番でこういう場面に
直面するのは正直キツイかもしれません。

対策としては、例えば、
1時間程度のドライブや、
ちょっとした電車での移動など、
事前の慣らしのためのお出かけを
少しずつ重ねてみて、
赤ちゃんの反応を観察してみる方法も
個人的にはおすすめです。

何回かお出かけしてみると、
●どんな時に赤ちゃんが泣く、
●どんな時に赤ちゃんが眠る、
●外出先でのイベントでどんな局面で困るか、
といった、1日のリズムや
その子の個性がなんとなく見えてきて、
お出かけのコツもだんだん
つかみやすくなってきます。

ママの体調、母乳育児の場合は特に注意!

赤ちゃん連れの遠出となると、
どうしても赤ちゃんのことに
心を奪われがちになります。

そんな中、
案外盲点となるのが、
母親の体調

特に、
母乳育児を実践中のママにとって、
授乳のタイミングは結構重要で、
まだお乳が落ち着いていない場合だと、
移動時間の都合で、授乳間隔があくと
お乳が張ってトラブルの原因
なりうることもあります。

授乳ケープ」があると便利ですし、
例えば新幹線などは、
車掌さんに断って
多目的に使える個室が用意されていたり
するので、そうしたツールもチェックして
ぜひ活用したいものです。

アダーカバーズ Udder Covers 授乳ケープ ナーシングカバー ワイヤー入り 綿100% GRACE
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ファムベリー 授乳ストール (ブラックチェック)
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旅先でも赤ちゃんのお世話の場所確保を!

赤ちゃんを連れて移動するとき、
授乳やおむつ替えの場所を
いかに確保するかというのは、
ベビー連れ旅行の大切なテーマです。

新幹線の車両では、
多目的室が設置されている
車両の場所が決まっているので、
もし新幹線での
移動が予定されている場合には、
その車両に近い場所に
指定席の予約をとっておくとよいでしょう。

予約した指定席が戸口に近ければ、
荷物が置きやすく、
また、赤ちゃんが突然
泣き出したときでも、
離席しやすいので便利でした。

なお、
ゴールデンウィークや年末年始など、
大勢の人が大移動する時期は、
赤ちゃんを連れたママさんたちの
多目的室利用待ちの行列ができる
こともありますので、
授乳プランは、余裕をもって
早めのスケジュールで
計画するのがおすすめです。

車で移動される場合にも、
大規模なサービスエリアには
おむつ替えのためのスペースや
授乳のための個室が用意されています。

あらかじめチェックしておくと、
休憩をとるタイミングを
確認しやすくなるので、
ベビーとママ、双方への
移動の負担を軽減することが
できるのではないでしょうか。

持ち物と荷物の量の検討も忘れずに!

持ち物で、ぜひ忘れず
持参していただきたいのが、
母子手帳」と「健康保険証」。

あってほしくはないですが、
旅先での赤ちゃんの
突然の発熱や体調不良で、
病院にかからなければならない時、
必要になります。
(県外で支払った医療費に関しては、
各自治体の定めに基づいて、
後ほど行政機関で手続きをすると、
還付を受けることができたりします。)

また、
移動中の車内は、
空調が効いていて寒かったり、
外気との寒暖の差が激しかったり、
なにかと変化に富んでいます。

体温調節のための上着や
バスタオル的なもの
持参しておくと便利です。

また、
暑い季節は、
こまめな水分補給を
忘れずにしてあげて下さい。

特に、
車で長距離を移動する場合、
赤ちゃんの背中が暑くなって、
汗でビチョビチョになることもあったので、
定期的に休憩をとってあげることはもちろん、
車のトランクにクーラーボックスを積んでおき、
小さなアイスノンをタオルで巻いて
背中にしのばせたりして
体温の上昇を防いだこともありました。

また、
自分でストローでお茶のみができる
月齢の子であれば、ストローマグを
持参し、車内で自由に飲めるように
してあげていました。

高速道路だと、
混雑や、サービスエリアの関係で、
のどが渇いたタイミングですぐに止まれない時が
あります。ストローまぐだと、
走行中の車内でも
比較的簡単に水分摂取ができて、
脱水予防に便利でした。

小さなビニール袋
多めに持っておくと便利です。
濡れ物や汚れ物が出たときに
重宝します。

なお、移動時に赤ちゃんを連れる方法
としては、ベビーカー派・抱っこ派
それぞれかと思いますが、
赤ちゃんは、どちらかというと
ママと密着している方が落ち着くのか、
抱っこだとぐずりにくい気がします。

ずっと抱っこするのは大変かもしれませんが、
ベビーカーと荷物を両方持って
移動するのも、なかなか大変なもの。

もし、赤ちゃんが泣いて抱っこを求めたり、
上の子がいて、
ママと手をつなぎたいと訴えると、
ベビーカーはむしろ
お荷物にもなり得ます。

旅の内容や状況に応じて、
ベビーカーを持参するか、しないかという
ことも、荷物の量や移動距離との
絡みで、事前に検討しておくとよいでしょう。

抱っこひももいろいろ販売されており、
ママや赤ちゃんによっても好みは
分かれるかと思いますが、
個人的には、エルゴが使いやすかったです。

Ergobaby 【正規代理店2年間保証付】 エルゴベビー・オーガニック・ベビーキャリア/ダークココア 【抱っこひも】CREGR00207
Ergobaby 【正規代理店2年間保証付】 エルゴベビー・オーガニック・ベビーキャリア/ダークココア 【抱っこひも】CREGR00207

【日本限定カラー】Ergobaby 【正規代理店2年間保証付】 エルゴベビー・ベビーキャリア・リバティアートファブリックス/クレア・オードブルー 【抱っこひも】CREGR30102V
【日本限定カラー】Ergobaby 【正規代理店2年間保証付】 エルゴベビー・ベビーキャリア・リバティアートファブリックス/クレア・オードブルー 【抱っこひも】CREGR30102V

抱っこひもは、落下事故の報告もあるため、
利用方法には十分注意が必要ですが、
取扱に慣れると、エルゴの場合、
赤ちゃんを降ろさずに、おんぶと抱っこの
切り替えができるため、
雨の日や、車への乗せ降ろしも
しやすく重宝しました。

赤ちゃんがねんねした時の
頭カックン防止用の布や
よだれパッドも装備されている上、
色もいろいろ選べてお洒落なので、
赤ちゃんが大きくなった頃には
エルゴが色あせてしまうほど愛用していました。

なお、
1泊以上の旅行になると、
赤ちゃんの旅の荷物だけでも
相当なボリュームになるかと思います。

赤ちゃんの肌着や着替えは
足りなくなった時出先で調達しづらいので、
多めに持参しておくべきですが、
現地で調達できる消耗品は、
旅先で買うのも、荷物を減らすための
ひとつの工夫です。

ドラッグストア西松屋などベビー専門店は、
商品のパッケージにボリュームがあるのに対し、
コンビニだとコンパクトな単位で
日常品が買えるので、例えば、
お手拭などちょっとだけ欲しいという時に
便利だったりします。

こんな風に、外出先で商品を
買うときも、どんなお店で買うかを、
ニーズに応じて
使い分けてみてはいかがでしょうか。

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宿泊時にはねんねとお風呂の環境確保を!

赤ちゃんを連れての宿泊時、
あると便利なのが、畳のお部屋

ベッドの洋室よりも、
座敷のある和風のお部屋の方が、
赤ちゃん連れの場合は、
おむつ替えやお着替え、
ねかしつけや授乳の時など何かと便利です。

また、
宿泊を伴う場合は、
赤ちゃんのお風呂のための設備も
要チェック!

自宅のように、環境が整っていないので、
大浴場だけしかついていないタイプだと、
赤ちゃんのお世話をしながら
ママがお風呂するのは、本当に大変。

途中でおしっこが飛び出したり、
お湯の中でうんち・・・(汗!)という
トラブルに見舞われることも
ないとは限りません。

そのため、ママのためにも、
赤ちゃんのためにも、極力
個室にバスルームのついているタイプの
お部屋を選んでおくのがおすすめ。

赤ちゃんのケアがしやすく、
赤ちゃんの生活リズムにあわせて
いつでもお風呂できる上、
衣類の着脱や湯上りのケアなど、
お風呂場と、お風呂を上がってからの
お部屋の行き来もしやすく、
ベビーも湯冷めしにくく、
ママの負担軽減
にもなります。

赤ちゃんのための豆技&安全確保を!

なお、
旅館の和室だと、たいてい「座布団」が
装備されているので、
座布団を隣同士に2つ並べて、
その上にバスタオルを敷くだけで、
赤ちゃんのための
簡易のねんねスペースを作れます。

旅館に到着してから、
食後布団を敷いてもらえるまでの間の
ちょっとした技として覚えておくと便利です。

あと、
ご自宅と異なり、外出先だと、
赤ちゃんの手が届く場所に
思いがけないものがあったりするので、
危険なものがないか、ぜひ
親の目でよくチェックしてあげて下さい。

たばこの灰皿や、リモコンのボタン、
盲点としては、窓の調光用の
ロールスクリーンの紐など
(幼児さんだと、
遊んでいるうちに、首に絡まって
重大な事故になるケースもあるとの
友人の医師談です)。

なので、
ちょっとしたものの配置に
注意を払って、大切なお子様を
守ってあげて下さい。

最期までお読みいただき、
ありがとうございました。

これらの情報がささやかながらみなさまの
お出かけのお役に立つと嬉しく思います。

赤ちゃんを連れての旅が、
楽しく素敵なものとなり、
また、大きなトラブルなく、
無事に旅が終わることを願っています。

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