体育の授業でも
登場する逆上がり。

一生懸命鉄棒で頑張るのに、
思ったようにできなくて
がっかりする子供の姿を見るのは、
せつないものです。

逆に、
スパッと逆上がりが決まれば、
格好よくて、気持ちもよいし、
自信につながるのではないでしょうか。

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逆上がりには
いくつかのコツがあります。

タオルや補助具を用いて
逆上がりの感覚をつける方法もありますが、
今回は、鉄棒ひとつで
逆上がりができるようになる
3つのポイントを、
動画を交えてチェックします。

逆上がりのコツ動画

視聴してみて
とてもわかりやすかったのが、
こちらの動画。

逆上がりのポイントは、
以下の3点とのことで、
実際に守るとどうなるか、
守らないとどうなるかを、
鉄棒で実践してみせてくれています。

逆上がりのコツ1⇒足チョキ

逆上がりのコツその1は、
まず「足をチョキ」
にした状態から始めること。

足をチョキにするのは、
片方の足を上に振り上げるため。

チョキにするときは、
どっちの足が前でもOK。

逆上がりをするときは、
後ろに配置した側の足を
上にふり上げて下さい。

しっかり振り上げることで、
勢いがついて、
スムーズな回転に
つながります。

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逆上がりのコツ2⇒鉄棒にピタリ

逆上がりのコツその2は
「鉄棒に近づく」こと。

ピタリとお腹の部分をつけて、
足をけり上げてから回転中も、
ずっと鉄棒からカラダが
離れないようにします。

からだが離れると、
鉄棒とお腹の間に空間が
できてしまいます。

すると、お尻が下がり、
手も伸びやすくなってしまいます。

鉄棒がからだから離れないように
コントロールすることで、
より回転しやすくなるので、
このポイントはとても大切です。

逆上がりのコツ2⇒ひじ曲げ続ける

逆上がりのコツその3は
「ひじを曲げ続ける」こと。

その2とも重なりますが、
ひじがのびると、
からだ(お腹)が鉄棒から離れて、
回転力が落ちてしまうため、
逆上がりはできません。

逆上がりをするのに
あまり腕力は要らないようです。

腕に力を入れるよりは、
腕を曲げた状態で
ぴったり鉄棒にお腹を
くっつけ続けるフォームを
意識することで、
成功率を高めることができるでしょう。

逆上がり動画「視線」にも注意

くまっけ体育の2018年版では、
「視線は斜め上方向を見る」
ということも、
ポイントの1つに
加えられています。

理由は、
視線が下を向いていると、
ただ脚を上げるだけでは
カラダ全体はまわれないから。

同様に、
視線が前を向いていても、
脚を上げるだけでは
からだは回転力にあわせて
倒れてくれない、ようです。

なので、
逆上がりをするときは、
斜め上方向に視線を向けるのがベスト。

逆上がりのコツと重要ポイント

1.足をチョキにして、
2.鉄棒にお腹を近づけた状態で、
3.斜め上を見て、
4.腕を伸ばさないように曲げ続けた状態で
5.しっかり足を蹴り上げる。

このポイントを抑えて練習してみて下さい。

特に、
肘はずっと曲げたままにして、
逆上がりを始めてから開店を終えるまでは
「肘を1mmも伸ばさない」と
いう点を意識すると
成功率が高くなるようです。

その理由は、
腕がのびると、
鉄棒がからだから離れるので
回転が止まってしまうから。

子供たちなど、腕の力がないと、
新体操選手のように、
途中で腕を曲げてリカバリーをするのは
難しい場合が多いので
最初から曲げて置いて、
「1ミリも伸ばさない」方が
成功しやすくなります。

動画でチェックも効果的

ご家庭でお子様の逆上がりを
応援する場合には、
もし、お子様的にOKであれば、
ホームビデオなどで動画を撮って、
お子様にご自分のフォームを
客観的に見てもらうのも
効果的かもしれません。

先ほどの
逆上がりのポイントを、
動画再生のフォームと比べて
ひとつずつ点検し、
どのようにすることで
成功率が高まるかを
一緒に話し合う材料にできるからです。

特に、
男の子であれば、
どうすればどうなるのか、
物理的な法則や、
「なぜ」をわかりやすく伝えることで
腑におちた状態で納得・咀嚼
しやすくすることができるかもしれません。

ぜひご活用の上、
ひとりでも多くの方が
できないの不安を
できるの自信や、
チャレンジしてみようという意欲に
変えていただければ嬉しく思います。

最後までお読みいただき、
ありがとうございました。

どうぞ他の記事も
ごゆるりとお愉しみ下さい。

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