インフルエンザ予防接種

肌寒くなる季節になると気になるのがインフルエンザ。
インフルエンザの予防接種を受けるか、
受けるならどのように受けるべきか、
知っておくと心強いですよね?

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健康な大人で体力に自信があれば
わざわざ受けなくても…と思う方も
いらっしゃるかもしれません。

けれども、
生まれて1年も経たない赤ちゃんがいたり、
あるいは試験を控えた
受験生だったりしたらどうでしょうか?

免疫系が変化しながら、著しい成長を見せる大切な時期、
あるいは、ライフイベントにかかわるいわば
人生の節目のタイミングを、
あとから後悔することのないよう充実させて、
本来の力を発揮することは、とても大切になります。

そこで、インフルエンザに関して
よく抱く疑問点をまとめてみました。

そもそもインフルエンザ予防接種って効くの?

インフルエンザワクチンは、残念ながら、
接種しても100%の効果はありません。

インフルエンザには型があり、その年々で
流行する可能性が高い型を様々に予測しながら
ワクチンが開発されますが、ワクチンに使用されている型と
実際に流行した型が違うと、インフルエンザに
かかる確率は高くなってしまいます。

ちなみに、
B型インフルエンザについてはワクチンの効果が低く、
成人でも有効率は50%
管理人の主人も、インフルエンザをしかるべきタイミングで
受けていたにもかかわらず、かかってしまった!ということが
実際にありました。。

また、インフルエンザワクチンが効くかどうかは、
型の問題だけでなく、年齢によっても影響を受けます。
一般的に、3歳以下の乳幼児に関して効果は低いと言われており、
赤ちゃんや小さいお子様をインフルエンザから守るためには、
両親や祖父母など、乳幼児と関わる機会の多い大人が
インフルエンザの予防接種を受けて、極力家の中に
インフルエンザを持ち込まない、という工夫が大切になってきます。

インフルエンザになると怖いのが、脳症
その脳症をインフルエンザワクチン接種で
予防することができるかどうか、ということは
実はいまだに判明しておらず、
ウィルスやワクチンに関しては、
まだまだ未知の世界が多いというのが実際のところです。

とはいえ、インフルエンザにかかると
肺炎などを起こす可能性もあり、
最悪の場合死亡に至ることもあり得ます。
そのため、
特に、肺や心臓の病気をお持ちの方、
糖尿病など、合併症を起こす危険性のある
ハイリスクの方は、ワクチン接種をしておくのが無難です。

赤ちゃん、乳児へのインフルエンザ予防接種は必要?

インフルエンザ予防接種は、
生後6カ月より受けることができます。

しかしながら、1歳未満の乳児へのワクチンの効果は
証明されていないことから、1歳未満の
赤ちゃんや乳幼児へのインフルエンザワクチン接種を
積極的に勧めない先生もいらっしゃいます。

一度、かかりつけ医にご相談してみてはいかがでしょうか?

ちなみに、管理人の家では、親、
兄弟、祖父母など周囲の大人がインフルエンザ予防接種を
受けることによって、インフルエンザを
家の中に持ち込まない、という方針で、
ベビーガードを試みました。

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ワクチン接種の接種時期はいつがいい?

インフルエンザがよく流行する時期は、
一般的には12月から翌年3月頃です。

そのため、インフルエンザの予防接種は
12月までにはすませておくのが吉。
もしそれまでに予防接種を受けることができず、
流行期に入ったあとだったとしても、
家族や友人、あるいは学校でクラスなどで
流行した場合に備えて、接種しておくと心強いです。

ワクチンの効果はどれぐらい続く?

ワクチン効果が期待できるのは
接種後2週間から3~6カ月までと考えられています。

接種後1~2週間後より抗体が上昇し始めます。
そして、2回目の接種後1カ月でピークとなります。
3~4カ月後には、効果が徐々に減少傾向となります。

接種回数は何回にすべき?

13歳未満の子供たちは、2回接種が推奨されます。
2回接種することで、抗体の上昇をより確実にすることができます。

13歳以上の場合、1回接種でも抗体上昇を期待できます。

9歳以上の小児や、近年インフルエンザにかかったことがある人、
毎年ワクチン接種をしている人は1回接種でも良いと言われており、
1回だけでも接種しておくことで、不測の流行に備えることができます。

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ワクチン接種間隔はどうする?

2~4週間の間隔で2回接種」が推奨されています。

効果を高めるためには「3~4週間」の間隔で接種するのがベター。
しかし、スケジュールの関係で、最適の間隔で予約ができない場合は、
3歳以上では1回でも抗体ができるので、
それ以上の間隔でも問題はないようです。

3歳未満の子供たちの場合は、4週間以内に
追加の接種を行うことが好ましいですが、
どうしても接種できない場合は、4週間以上あいても
できるだけ早く接種するようにするのが無難です。

病気に負けないカラダづくりも大切

インフルエンザが流行していても、かかる人と
かからない人がいます。

先にお話しした、型や年齢の問題もありますが、
免疫力が高く、基礎体力があるほど、
病気への対抗力は増します。

よく食事と睡眠をとって、ストレスをためず、
適度にリフレッシュする、
日々の生活リズムを整える、
そうした地道な積み重ねが、インフルエンザの
リスクからご自身を守ってくれると思います。

最期までお読みいただき、ありがとうございました。

季節の変わり目や寒い冬に、
何かと流行しやすい風邪&インフルエンザですが、
ウィルスに負けない元気なカラダを作って、乗り切りましょう!