ネット通販で、中国系名義の出品者による
詐欺被害が相次いでいることをご存知ですか?
今回は、
詐欺被害・トラブルに遭遇し、
悔しい思いをしないためのポイント
とともに、
万が一、詐欺にあったら
みなさんはどう対処されてるのか、
調べてみました。
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目次
ネット通販詐欺件数が急増
相談件数が急激に増えだしたのは、
2012~2013年頃。
特に、
インターネット通信販売で
前払いしたのに、商品が届かない、
あるいは、
届いたけれども
偽物だった・・・というケースが
あとをたちません。
Google検索でネット詐欺にひっかかることも!
何かを調べたい時、
Googleで「ブランド名 格安」など
検索すると、なんと
詐欺サイトがトップに
表示されることもあるそうな!
まことに迷惑な話です。
しかし、
検索結果で上位に表示されると、
なんとなく、
みんなが訪れているショップと勘違いして、
あまり疑わずに、
気安く訪問してしまうこともありますよね?
楽天詐欺サイトもホンモノそっくり!見分け方は?
しかも、
本物と極めて見分けがつきにくい
詐欺サイトも存在します。
例えば、
楽天を装ったこちらのサイト。
ぱっと見た目は、
楽天市場をそっくり模倣。
なのですが、
よく見ると、URLの中には「rakuten.co.jp」
という文字が含まれておらず、
ドメイン名が怪しいという点が、
見分けのポイント。
日々巧妙化する詐欺サイト、消費者も脇をしめよう
詐欺サイトにひっかからないためには、
たとえ、
天下のGoogleの検索結果であっても、
それを信じすぎないことが大切になります。
よくよく見ると、
法令上定められた
特定商取引法に基づく電話番号の表記がない。
責任者は書いてあるものの、
実は悪質コピーで、
名前は実在する大手販売店の
ネットショップ責任者と同じ・・・
などと、模倣の仕方、
詐欺の手口も日を追うごとに巧妙化しています。
しかし、
こうした詐欺への対処法が、ないわけではありません。
ひっかかりにくいポイントは、確実に存在します。
●慌てたり、急いで買わないこと。
●異様に安すぎたり、
何かおかしいと思ったら、立ち止まること。
●トラブルは、ブランド品の他、
アニメなどレアな商品で発生しやすいので、
それらをネット購入する場合より慎重になること。
などなど。
消費者も賢く、
悪質な手口に簡単にだまされないよう、
できるかぎりの武装をすべきだと思うのです。
ポイントはショップの見極め!ブラックリストも参考に
特に、
インターネット通販で購入する場合は、
本当に信頼してよいショップなのか
という見極めが重要。
事前にいくつかのポイントをおさえるなど、
消費者側もより賢明になり、
簡単にだまされないよう、
脇をしめて行動することをおすすめします。
例えば、
ショップ側の信頼度を確かめるために、
いわゆる「ブラックリスト」に
載っていないかを事前にチェックする、
という方法も一案でしょう。
楽天の場合は、
注意喚起を出している
「楽天を装ったWEBサイト一覧」が
公式サイト上に掲載されています。
ここには、過去に摘発・告発された
あやしい詐欺サイトのURLが
ずらりと掲載されていますので、
これから利用しようとしているショップが、
ブラックリストに該当しないかを
確認するために使えます。
amazon詐欺も!本物そっくり画面に個人情報入力を迫る
わざわざ自分からサイトを探しに
行かなくても、詐欺を仕掛けた側から、
メールを通じて入り込んでくることもあります。
amazonは、ネット通販を利用する方なら、
誰しも利用したことがあるであろう
大手ショップ。
そんな大手を模倣した、
こんなamazon詐欺メール&サイトも
出現しています(↓)。
出典:https://1kando.com/47856
サインイン画面を見るかぎりは、
本物とそっくり!
ですが、よくよく見ると、
細部の動作が違っているのです。
このケースでは、画面下部に表示されている
「利用規約」や「プライバシーポリシー」、
「ヘルプ」をクリックしても、同じ画面に遷移し、
詳細が表示されない、という動作をするのが、
本物サイトではない証。
amazon詐欺は検知できる?
上でご紹介した詐欺サイトは、
おそらく、
個人情報をいただいて、
悪用するための偽amazonサイト。
この方のケースでは、
ご本人がURLがおかしいことに疑いをもった、
ノートン(ウィルスソフト)が検知してくれた、
ために、詐欺サイトと気づき、
難をのがれたようです。
しかし、
急いでよく確認しない場合、
そもそも怪しさに気付かない場合などは、
何の疑いもなく、Amazonと信じて
そのままログインしてしまう可能性もあるかと思います。
どうぞみなさまも十分ご注意下さい。
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ネット詐欺気をつけるべきポイント
様々な詐欺サイトが出現する今日、
個人的な体験も踏まえて、
詐欺被害に遭わないために
注意したいポイントを改めてまとめてみました。
・運営者の名義人を確認
→振込先が中国人名義だった場合、振込み(支払い)しないこと。
・ショップ内におかしな中国語や日本語記載がないか確認
→誤字脱字や奇妙な表現がある場合は、怪しむべし。
・不安を感じたら、問い合わせをしてみる。
→的確な即時レスポンスがない場合、そのショップ購入をやめるべし。
・口コミをチェック
→悪い評価の有無を確認。商品への口コミか、ショップ(運営主体)への口コミか、見間違いに注意。
意図的によい評価をさくらで入れている場合もないとは限らないので、悪い評価を丁寧にチェックするとよい。
・支払い方法の選択肢を確認(銀行振込しかない場合は要注意)。
→詐欺ショップの場合は、銀行振込での支払のみで、代金引換の仕組みがないことが多い。
→代金引き換えを採用すると、郵便局や配送業者とお金のやり取りが発生し、連絡先がばれてしまうから。
ネットの便利さを逆手に利用、マニュアル技で詐欺を防ぐ
今やインターネットで世界がつながり、
便利な反面、詐欺やそれに伴うトラブルも
国をまたいで発生します。
本当に欲しいものに出会うと、
思わず衝動的に、購入ボタンを押してしまうことも
ありますよね?
あるいは、例えば、
安さや、レア度にひかれて、
これは絶対に欲しい!と駆り立てられることも
あるかと思います。
しかし、
もし購入先が詐欺ショップであれば、
偽物が届いたり、
入金後も音沙汰がなかったり、
非常に悔しくガッカリする結果に
ならないとも限りません。
そのため、
繰り返しにはなりますが、
ネット通販でお買い物をされるときには、
よくよく購入先のショップを
十分吟味されることをおすすめします。
ボタンひとつで決済でき、商品が届く
便利なネット通販であればこそ、
その便利さを逆手にとって、
人のレスポンスを必要とする
「マニュアル的な要素」を試すという方法もありでしょう。
具体的には、商品への問い合わせしてみて、
適時に的確な返事があるか、という観点から
そのお店のサービスの信頼度をチェックするというのは、
実は一番手近で簡単な
詐欺ショップの見分け方ではないかと、
個人的に思ってみたりします。
満足のいくお買い物を、便利に楽しむために、
ぜひ消費者も賢く行動しましょう!
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