今回は、
「住友林業の坪単価」
テーマに取り上げます。

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住友林業で注文住宅を
建てようとした場合、
価格は高めと聞くけれども、
一体いくらぐらいかかるのか?

これからマイホームを建てようと
思われている方にとって、
資金計画や、
今後のライフプランを考える上で、
とても気になる点かと思います。

そこで、
今回は実際に住友林業で
見積・契約された方の事例を
ピックアップしながら、

どの程度の価格になるのかを
検証してみたいと思います。

住友林業は木造で高い特長は?

住友林業口コミ評判

住友林業は、
数ある住宅メーカーの中でも、
大手有名どころのひとつで、
住宅展示場も
各地域に設けられています。

そのメーカー名からも、
住友林業は、木材の扱いに
長けているメーカー
という印象をお持ちの方も
多いのではないでしょうか。

実際、住友林業は、
木造住宅を専門とする
メーカーです。

そして、
住友林業の注文住宅は、
大手ハウスメーカーの中でも
高価格帯の部類に
分類されます。

つまり、
木の質感を生かした
上質なテイストの住宅がウリで、
商品価格帯は高め、
という特徴があると言えます。

住友林業のブランドイメージとは?

きこりん住友林業マスコット

実際、
住友林業は、
「木のテイスト」を全面に押し出した、
企業のブランドイメージ戦略に
力を入れています。

以下のような
ネーミングやコンセプトで
企業のブランドイメージを
確立しようとしています。

・林業(木を扱ってる、イメージ力UP)
・木の家(純粋な木の家であるというイメージ戦略)
・住友(信頼)
・ビッグフレーム工法(頑丈そう、安心感)

住友林業のモデルハウスには、
木こりんと呼ばれる
マスコットが
置かれていたりすることも。

 

木のぬくもりは落ち着く?平屋指名も

住友林業平屋概観

近年は、建て替えの際に
住友林業が指名される
ケースもあるようです。

実際に、2階建てだった家の
サイズダウンを希望された
ご年配のご夫妻が、
既存のすまいの建て替えで、
終の棲家として、
住友林業の平屋を新築
される事例なども、
身近にありました。

国土の多くを森林が占める
日本では、木へのこだわりを
持っている方が、全体的に
多い気がします。

住友林業の坪単価は?

住友林業坪単価70万100万

ところで、
気になる住宅のお値段。

住友林業で一戸建ての注文住宅を
建てた場合、坪単価は
どの程度になるのでしょうか?

住友林業の住宅は、
各種ハウスメーカーの中でも、
高価格帯の商品として
位置付けられています。

住友林業の坪単価標準は80万円程度?

まず、一般的に、
住友林業の坪単価については、
建物本体が標準装備の場合で、
「坪単価80万円程度」
と言われています。

実は、
住宅の費用を考えるときに、
坪単価の中に何が含まれているのか、
を確認することは
非常に重要です。

建物本体だけでは、
家は建たないからです。

坪単価に反映済の項目の確認はとても重要

電気ガス水道など、
ライフラインに関わる工事や、
登記費用、外構費用など、
すまいとして住める状態になるための
様々な設備や付随費用が
新築時には必ず必要になります。

また、
標準装備で想定されている
中身の詳細についても、
確認が必要で、
設備面に関して、床暖房や
浴室乾燥機、グレードの高い
キッチンやトイレ、お風呂など、
こだわりがある場合には、
どんどんコストは膨らみます。

こだわりが結果的に坪単価を押し上げる?

ところが、
新築一戸建てを初めて建てる場合、
そのあたりのイメージがあまり
ない状態でモデルハウスなどを
訪問されるケースも多いかと思います。

そのような状況の中で、
理想のすまいを営業担当者に伝えると、
往々にして、目玉の飛び出すような
坪単価の見積もりが出てくる・・・
といった状況も
往々にして起こるのかもしれません。

住友林業の見積で100万超えの坪単価はよくある話?

住友林業での
実際の初回見積事例として、
坪単価100万超えで提示された、
という話はよくあります。

ケース①:坪単価118万円

例えば、
以下の条件で見積をした場合、

・予算は建物のみで4,000万円(土地代含まず)
・延べ床面積が40坪
・ZEH対応を希望
・床暖房と蓄電池、エネファームも装備
・お風呂とトイレをメーカー指定(TOTO)
・天井高が高い居室を希望
・玄関ドアは電子錠にしたい
・外構は含まない(別途庭師等に依頼)

住友林業より提示された
概算坪単価は、
なんと「118万円」に!
参照URL:http://www.lifeworkshare.com/entry/sumirin-mitumori

ケース②:坪単価100万円超え

そして、
もうひとつの事例。

・総二階建て
・外壁はサイディング張りと一部タイル
・50坪4人暮らしを想定
・ウナギの寝床様式

見積もりの結果は6000万円越え、坪単価では坪100万円越え!
住友林業で、見積もり最高値記録してしまいました。

設計事務所より1200万くらい高かったです。
予算4500万って営業さん自ら書いていたのになー
こっちは高値を競いたいわけじゃないのよ( ;∀;)
参照URL:http://www.rei-housing.com/entry/2017/05/15/011020

坪単価・住宅価格は、
希望する装備や
構法の選択にもよりますが、
概算の場合、
ざっくりと示され、
坪単価が100万円を超えることも、
そう不思議ではないようです。

提示価格は値引き想定分を織り込み済?

しかし、
最初の段階で提示される金額が
最終価格というわけではありません。

どこまで
値引きをしてもらえるかは、
ケースバイケースですが、
営業担当者との交渉を経て、
例えば、
●特別割引
●端数調整値引き
といった値引きが適用されることにより、
支出が減る方向に動くことも、
ままあります。

住友林業で契約時の坪単価は結局いくら?

では、
実際のところ、
住友林業で建てた
オーナーの方々は、
一体坪単価いくらぐらいで
契約したのでしょうか?

契約時の坪単価については、
諸説あり、方法によっても
解釈が異なりますが、
最終確定した住宅の本体価格を、
いくつかの事例を通じて
チェックしてみますと、
一定の目安となる金額が見えてきます。

住友林業坪単価目安:95万円 ※35坪で3,350万円

●延床35坪弱(総二階ではありません。1階が20坪くらい) ・ビッグフレーム構法で、本体+提案(120万程)+LDK床暖房・エアコン2台+申請・登記費用
以上で総額3350万円ほどです。太陽光・外構除く。値引きしてこれか、という感じで高いです。
メーカー自体は好きなのですが、やっぱり自分には無理なのかな

住友林業坪単価目安:95万円 ※38坪で3,500万円

●38坪ほど ・ビックフレーム ・本体+提案(250万程)+エアコン4台+申請・登記費用 ・太陽光 ・エネファーム ・外構(250万ちょい) ・照明(100万ちょい) 全部、こみこみで3500万くらいでした。 積水やダイワのほうが、同じ仕様でも、若干やすかったですが、木造に拘りたいなら、住友林業の一択だと、私は思います。 値引き前の、金額ですよね? だったら、値引きがきくと思いますよ。 頑張ってくださいね

住友林業坪単価目安:93万円 ※30坪で2,800万円

●我が家はビッグフレーム平屋30坪(平屋にビッグフレームはいらないと言われましたがつけましたMBとの差は100万円程度とのこと)、床暖房含む、全フロア無垢床、樹脂サッシ、提案155万円、登記25万円、エアコン30万円、屋外給排水含むで税込2800万円でした。値引きは頑張ってもらったようです(と営業マンは言ってましたが・・・)。今年の3月の見積もりです。 この他にインテリア(カーテン照明)、外構、地盤改良、土地の費用が必要です。 私は結局パナホームにしましたが( ̄▽ ̄;) それから考えると、高いと思いますが、正直言って、内装や機器の仕様によって大きく金額が変わりますので、本当に高いか安いかは、同じような仕様で他社で見積りを取ってもらうしかないですね。

結論としては、
100万円は超えないけれども、
95万円前後で決着することが多い、
ということが言えそうです。

住友林業の口コミ評判がよい理由

では、
住友林業を選んだ方は、
どこに惚れて、
住友林業と契約したのでしょうか?

木のぬくもりに惚れた?

日本人は、住まいに対して
「木のぬくもり」を好む方が
多い印象があります。

最近では、
もともと、鉄骨に強いとされてきた
積水ハウスでも、
梁が見える居室のデザイン性が
追及できる点などが支持され、
木造住宅のシャーウッドブランドの
人気が高まっていると聞きます。

そんな中、
住友林業の特徴は、まさに
木の質感を生かした住宅設計。

外装・内装ともに、クオリティの高い
上品な雰囲気が、
支持されているのでしょうか?

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住友林業施主による口コミ評判

実際に住友林業で建てた方の
口コミ評判をチェックしてみましょう。

●私も主人も住友林業さんの社員さんは対応が紳士的だなと思っています。
人によるのかもしれませんが…。

●設計の自由度が高いビッグフレーム工法が気に入ったから。

●「間取りの自由度の高さ」で選びました。
私が他に候補にしていたハウスメーカーは、
一条工務店、ミサワホーム、三井ホームでツーバイフォー系のメーカーです。
だからなのか、住友林業だけが私たちが志向していた間取りをほぼ完ぺきに実現してくれました。

●ウッドタイルに一目惚れしました。ハーモシーリングとかも、素敵ですよね。

●担当の営業さん(生真面目で思ったことが顔に出る)が私たち夫婦には合っていたように思います。
提案された間取りも気に入り、今ではお目当ての分譲地が住友林業の土地で良かったなぁ、と思ってます。

●私達の家造りで重視したのは、『長持ちする家』でした。
親戚の家が住友林業で15年経つ今でも、メンテナンスは防蟻処理だけで、綺麗なことを見ているとなんとなく住友林業が良いな・・・と思っていました。
展示場に行って、最初に入ったのはもちろん住友林業。
主人も木の匂いと木質感の格好良さに魅了されて、住友林業の虜になっていました。
木の香りと展示場に入ってうわ!格好良いー!と思った最初の感覚が忘れられず住友林業で建てることになりました。
結果的に、一番の決め手は『第一印象』でした。

●住友林業は契約前から設計士が出てくれますがHーベルでは、契約後でないと出てきませんでした。
「住友林業かHハウスで決めたいのですが、ちょっと好き嫌い激しいんで設計士さんどんな方ですか・・・?笑」と言ったところ、すぐ呼んできてくれました。柔らかな人でとても良い方でした。
これは、打ち合わせ中に思ったことですが、設計士さんとの相性って特に大事ですね。
打ち合わせは、ほぼ設計士さんとしますから。うちの設計士さんは絶対に私達の意見を否定せず、あくまでアドバイスとして意見を言ってくれて、やりたいことを実現させようとしてくださったので一度も嫌な思いをすることがありませんでした。

選定理由は営業との相性や設計自由度も高い

最終的に、
住友林業で建てることを
選ばれた方は、その理由として、
以下のポイントを挙げています。

★木の雰囲気と質感が気に入った。
★設計の自由度が高かった。
★営業マンに好感がもてた。
★設計士との相性がよかった。
★第一印象が決定打になった。

特に、住友林業では、
契約前に有料で、
設計担当、エクステリア担当などの
専任チームをつくり、
各種調査からプランの提案、
資金計画など、
家づくりをトータルにサポートする
仕組みがあります。

他メーカーであれば、
設計見積は無料でしてくれます。

しかしながら、
住友林業の場合は、
有料でしかしてくれません。

このシステムに躊躇する方がいる一方で、
本当に真剣に注文住宅を
検討している人でなければ、
お金を払ってまで設計を依頼しない
という点を捉えると、
住友林業的には、
選択と集中を行った上で、
本当に必要とされているころに
ビジネス上のリソースを
投資しているとも言えます。

住友林業だからといって手放しの安心はNG

それじゃあ、
住友林業に・・・

と、どうか心安く
決めないで下さいね。

百戦錬磨の営業マン!口車に乗っちゃダメ!

住友林業口コミ評判

結果的に
第一印象が決め手で
契約に至ることもありますが、
住宅は、一生のお買い物。

通常のお買い物と、
金額の桁が違います。

そして、
ハウスメーカーも
株式会社である以上、
必ず利益を出し続けないと
企業体として存続できません。

住宅の契約の過程では、
必ず、値引き交渉を含めた
住宅の仕様や価格をめぐる
交渉の場面が登場します。

そんな時、
修羅場を幾度となく経験した
百戦錬磨の営業マンは、
知識も話術も本当に豊富。

住宅購入経験が浅い買い主とは対照的に、
笑顔で厳しい条件を切り抜けつつ、
想定した着地点に導く手腕を発揮します。

そのため、
施主として、
のちのちになって後悔しないためには、
その場の雰囲気にのまれることなく、
一歩立ち止まって考え、
落ち着いて詳細を理解し、
納得した上で進むことが
とても大切です。

住友林業のビッグフレーム!本当に契約する??

一例として、
住友林業がらみの
面白い動画を見つけましたので、
ご紹介します。

住友林業と言えば
ビッグフレーム(BF)構法
は看板商品のひとつですよね?

強靭な躯体!

地震にも負けない姿が、
公式サイト上の実物大耐震実験の
結果として、華々しく
アピールされていたりします。

そんなビッグフレーム(BF)
のチラシに踊る
「決算特別価格」や「限定」の文字!

ビッグフレーム構法の
住宅が、18,800,000円と、
2千万円を切る価格で手に入る
と、思わせぶりです。

住友林業ビッグフレーム評判

建物は、約28坪の広さ
ということで、
坪単価を概算すると、
67万円。

しかし、
上で見てきた
90~100万円超えの坪単価で
契約されているケースが
多いことと比較すると、
お得すぎませんか?

動画では、
このチラシにツッコミが
入ります。

まず、
ビッグフレーム構法は、
木造でありながら、
鉄骨マンションのような
開口部が大きくとれたり、
コーナー窓の設置が可能になるなど
設計自由度が高いという
利点があります。

ところが、
広告に記載のプラン一例は、
以下の理由で
イマイチだ、というのです。

●ビッグフレーム構法の利点が生かされた設計仕様が見られない。
●玄関入ってすぐに収納扉。しかも、階段下収納なので高さがなく狭い上、奥に深い収納なので、使い勝手が悪い。
●1階LDK内に造りつけの収納がないので、掃除機や小物類の置き場所に困る。
●テーブルの位置がキッチンから遠く導線上不便。
●2階の各居室に造りつけの収納がない。

今回ピックアップされているのは、
エリア限定のチラシなので、
当該営業の担当責任者の判断で
作成されたものかもしれませんが、
住友林業が提案するプランであれば、
どれも間違いない、ということでは
ないことが、垣間見えるかと思います。

ビッグフレーム構法でなくては実現できない
仕様が含まれていないのであれば、
わざわざ高いお金を支払って、
在来工法でも実現できる建物を
建てることの意味は薄れます。

逆にいうと、
ビッグフレームの特性を
本気で生かした建物となると、
より大規模な延床で、
手のこんだ創りになりやすく、
コーナー窓など、
住宅パーツを積み上げた総額も
かさむ結果、
相当程度値段を抑えた
キャンペーン価格での実現は
難しくなる、というのが
正直なところなのではないでしょうか?

そもそも、
もともと、いろんな自由設計が可能な、
高価格帯の住宅商品を
安く売ろうとすることが、
ある種の矛盾をかかえており、
企業利益を確保しようとすると、
どこかに無理が生じます。

それが、
延床面積の圧縮であったり、
造作に手間がかかる
造りつけ収納のカットだったり
する可能性もなきにしもあらずです。

住宅展示場にあるモデルハウスは
まさにビッグフレーム構法を生かした
高価格帯商品の実例ですが、
通常施主が希望する
自宅としての住宅とは、
規模も価格帯もかなり異なります。

住友林業で建てたい、
だけれど、予算が限られている場合には
ぜひ、実際に住友林業で
建築された個人の住宅を
見学することをおすすめします。

営業マンに話をすると、
個人住宅として利用されている
住友林業の家を紹介して、
見学させていただいたり
することもできます。

このように、
ご自身で足を延ばして
実例を確認した上で、
良識的な予算の中で、
どの程度の家が建つのか。

外装・内装ともに、
自分がイメージした
「住友林業らしい」家が建つのか。

それとも
イメージとは異なる
案外平凡な家になってしまうのか、
といったあたりを
よく見極めるとよいでしょう。

ご紹介した情報が、
ささやかながら、住宅選びの
ご参考になると幸いです。

長文最後までお読みいただきまして、
ありがとうございました。

どうぞ他の記事も
ごゆるりとお楽しみ下さい。

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