ダイエットでステキな効果が得られる、とっても簡単なひとつの習慣。

それは、毎日の食事における「食べる順番」です。

朝ご飯、お昼ご飯、夜ご飯。
パッと目の前にお皿が出てきたときに、いつも何から先に食べますか?

「誰が何と言おうと、大好きなお肉料理から!」という方もいれば、「美味しいものほど最後にとっておく」という主義の方もいるでしょう。

はたまた、「冷めたら台無しなので、温かいものから順番に食べる。」とか「それぞれ少しずつ順番にグルグル食べる。それが、食べ方のマナーでは?」と考えていらっしゃる方もいらっしゃるかもしれません。

さて、ここでひとつ質問です。
あなたはフランス、ニースの海辺のカフェにいます。

beachwine

 

ちょうどお昼時。小奇麗なお店で、心地よいその風が吹くお昼下がり、あなたは今まさにランチをしようかというところ。

料理は注文済です。ワイン、パン、メインディッシュ、サラダ。この中で、何が一番にサーブされるでしょうか?

答えは「サラダ」です。

 

実は、サラダをまず食べる、ということは、血糖値の上昇という切り口で、食べ物を食べる順番を考えた時に、意味があるのです。

smallsalad

野菜には食物繊維が含まれています。

この食物繊維のおかげで、先に野菜を食べてからメインディッシュやパンを食べると、脂質や糖質の腸での吸収のスピードが、具合よくコントロールされるのです。

血糖値を重視した場合の、食べ方の順番は和食でも同様です。
まっ先にご飯から食べた場合、血糖値は食後に急上昇します。

一方、野菜類を先に食べて、そのあとにメインの魚や肉を食べて、ご飯を食べる、という順番で進めていった場合、血糖値の急激な上昇が抑えられ、その結果、インスリンの分泌も緩やかにコントロールされます。
つまり、血糖値を一定の範囲内に維持するためにかかるカラダの負荷軽減されるのです。

食べ物を食べる順番に気を配ることは、やろうという気持ちさえあれば、すぐに実行することができます。
野菜をまず食べてから、メイン、炭水化物と進む。ただ、それだけなので、簡単です。
ダイエットにおいては、小さな習慣の積み重ねが、大きな喜びにつながるかも・・・

 

⇒【1】野菜類(サラダ、おかずを含む) 

【2】メイン(魚・肉) 

⇒【3】炭水化物(ごはん・パン・パスタ等の麺類)

この順番を、ちょっぴり頭の片隅においていただいて、日々の食事の場面で、ぜひ実践してみて下さいね!