夏目漱石のアンドロイドが
2016年の冬、登場します!

人物を模したアンドロイドといえば、
マツコロイドが有名ですが、
今回登場するのは、
誰もが知っている偉人の一人
夏目漱石」。

今回は、「漱石ロイド」ならぬ
夏目漱石のアンドロイドをテーマに、
以下のトピックでお届けします。

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夏目漱石アンドロイドとは?

「漱石ロイド」は、まさに名前のとおり、
夏目漱石を真似たアンドロイド

製作者は、
大阪大学の石黒浩教授で、
あの「マツコロイド」を作った方。

石黒教授は、
アンドロイド研究の第一人者として
世界的にも知られています。

実は、
英国コンサルティング会社
Synecticsの調査結果で
「世界の100人の生きている天才ランキング」で
26位に選出されるほどの実力者
だということをご存知ですか?

そんな、
石黒教授の漱石ロイドが、
果たしてどんな衝撃を
人々にもたらしてくれるのか、
気になるところです。

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漱石ロイド動画と制作趣旨は

こちらが漱石ロイドの製作発表動画。

今回に限らず、これまでも
演劇や落語など、様々な分野での
アンドロイド制作の挑戦が
行われてきた様子が語られています。

ロボットという最先端の技術を使って
これまで様々に語られてきた夏目漱石
について、より具体的な像が結べるよう
知識を集約させていきたいとの
想いがこめられているようです。

漱石ロイドの声は誰?

漱石ロイドの声を担当するのは、
本物の夏目漱石のお孫さん、夏目房之助さん。

夏目房之助さんは、
1950年、東京生まれ。

父方の祖父が夏目漱石で、
母方の祖父は三田平凡寺。

青山学院大学文学部史学科卒業で、
学習院大学の教授をつとめ
漫画評論家として知られている方です。

こちらが、漱石の音声を再現するための
作業風景の一部を紹介した動画。

時間をかけて、音をサンプリングし、
漱石の声作りが進められていく一端を
垣間見ることができます。

実は、
夏目房之助さんは、
日本テレビ系で放送された番組
「マツコとマツコ」に出演した
マツコロイドの大ファンだったそう。

そのマツコロイドを製作した
石黒教授が、今回のプロジェクトの
漱石ロイドの監修者であるということも、
房之助さんの肩を強くおしたのかもしれません。

ちなみに、
今回製作される漱石は
「メディアとしての漱石」だと
言い切る夏目房之助さん。

いろんな意味で意味深い
メッセージを残されています。

漱石ロイドの仕組みは?

さて、
そんな夏目漱石のアンドロイドですが、
今回製作されるアンドロイドには、
人口知能を搭載するのだそう。

その結果、
簡単な会話ができるようになるようです。

また、
生前の身長・体重・手形のデータや
亡くなった時にとられた顔の型から
漱石の肉声や表情、
癖などを再現するのだそう。

しかし、
いくら著名でも、
デスノートをとられるって、
故人にとってはどうなんだろう・・・?と
ふと思ってみたり。

しかも
それが年を経て保管され続けるというのは、
有名すぎる人ゆえの宿命とはいえ、
なんともことばで言い表せない感じがします^^;

漱石ロイドの製作費用は?

制作期間は約半年で、
制作費用については明かされていません。

ひとつの目安になるのが、
「マツコロイド」の製作費用。

一説によると、
2,000万円は下らないとのことなので、
数千万規模になる可能性が
高いのではないでしょうか。

今回のプロジェクトの難しさのひとつは、
主題が夏目漱石であるがゆえに、
存命している人ではなく、
実際の型どりも、一筋縄にはいかない
ところにあるのではないでしょうか。

プロジェクトでは、
漱石に関する生前の
動画や肉声データといった
各種資料の提供を呼び掛けているよう。

今後、漱石の命日12月9日に
間に合うよう制作され、
2017年の春には、
実際の講義で使われるなど、
漱石アンドロイドが
現場で活躍し始めるようです。

まとめ

●夏目漱石のアンドロイドが製作される。
●製作者は石黒教授でアンドロイド研究の第一人者。
●漱石ロイドの声は実の孫房之助氏が担当。
●人口知能を搭載
●笑いの表現方法が焦点のひとつ
●製作期間は約半年
●政策費用は数千万?

いかがでしたでしょうか。

夏目漱石のアンドロイド、
もし会えたなら、
また違った漱石のイメージ像を持ち、
夏目漱石の作品群も
これまでとは一味違う新鮮な気持ちで
読むことができるようになるかもしれませんね。

最期までお読みいただき、
ありがとうございました。

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